【注目銘柄】かどや製油は上場来高値圏、18年3月期業績・配当予想の上方修正も好感

2018年2月7日 16:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 かどや製油<2612>(東1)に注目したい。加工ごま製品の大手で、ごま油の市場シェアは約5割である。1月30日に18年3月期業績・配当予想を上方修正した。株価は増額修正も好感して上場来高値圏だ。上値を試す展開が期待される。

■18年3月期業績・配当予想を上方修正

 18年3月期業績予想は連結決算への移行(カタギ食品を第4四半期から連結)に伴って1月30日に公表し、売上高が306億円、営業利益が50億円、経常利益が51億円、純利益が34億円とした。

 個別業績予想も上方修正した。売上高は13億円増額して17年3月期比4.5%増の298億円、営業利益は14億円増額して39.6%増の50億円、経常利益は15億円増額して51.1%増の51億円、そして純利益は9億50百万円増額して27.2%増の34億円とした。

 PET容器を中心に拡販を推進し、販売数量が計画を上回る。また計画よりも円高で推移しているため原料価格が抑えられ、数量増による生産効率向上も寄与する。

 配当予想は期末45円増額して年間150円(期末一括)とした。17年3月期との比較では35円増配となる。

■株価は上場来高値圏

 なお2月2日に自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)によって、自己株式15万株を取得した。

 株価は上場来高値圏だ。増額修正も好感して17年11月7200円を突破し、2月2日の上場来高値7600円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだ。上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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