【注目の決算】ハウスドゥの第2四半期はストック事業の利益構成比が7割近くに達し通期も最高益を計画

2018年2月6日 13:10

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■住みながら売却できるハウス・リースバック事業など順調に拡大

 ハウスドゥ<3457>(東1)が5日発表した2018年6月期・第2四半期の連結業績(17年7~12月累計)は、フランチャイズ「HOUSEDO」加盟店の順調な増加や、住みながら売却できるハウス・リースバック事業などの順調な拡大により、売上高が前年同期比11.1%増加して95億3200万円となり、営業利益は同じく38.7%増加して8億8800万円となるなど、各利益とも約40%増の大幅増益となり過去最高を更新した。

 同社グループは、19年6月期を最終年度とする中期経営計画で、事業ポートフォリオのストック事業の比率向上による持続的な成長を掲げ、フランチャイズ事業におけるフランチャイズ加盟店舗数の拡大、ハウス・リースバック事業における収益不動産購入、不動産金融事業における不動産担保融資及び金融機関との提携によるリバースモーゲージ保証事業の強化などを進めている。

 この結果、この12月末のフランチャイズ加盟契約店舗数は、この12月期末で全国501店舗となり、2014年6月期の269店舗から3年半でほぼ倍増した。ハウス・リースバック事業の保有件数は626件(保有総額89億円)となり、ストック型事業の割合は、売上げに対する割合29.8%に対し、営業利益に対する割合が68.6%に達した。

 リフォーム事業では、不動産売買仲介事業との連携による中古住宅+リフォーム受注や、住宅設備メーカー等とコラボレーションしたリフォームイベントを積極的に開催することで集客に繋げ、この累計期間における受注件数は1112件(前年同期比5.2%%増)、完工件数は1156件(同7.1%増)に達した。

 また、新たにリバースモーゲージ保証事業を開始し、不動産金融事業を本格化。すでに大阪信用金庫と提携するなどで、業績には「第3四半期から寄与してくる見通し」(同社)だ。

 6月通期の連結業績見通しは、売上高を前期比1.8%増の171億4600万円とするが、営業利益は同28.4%増の16億300万円、純利益は同24.7%増の9億2000万円、1株利益は108円29銭とする。売上高、各利益とも連続で最高を更新することになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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