今週のマーケット展望「大台に乗せて今年を終えることができるか」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(飯村真由)

2017年12月25日 14:22

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記事提供元:フィスコ


*14:22JST 今週のマーケット展望「大台に乗せて今年を終えることができるか」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(飯村真由)
こんにちは、フィスコリサーチアナリスト飯村真由の「マネックス証券の気になるレポート」です。週明けとなる25日は海外市場がクリスマスで祝日ということもあり、市場の参加者は限られているようですね。さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、12月25日に配信されました。その中から今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。

広木さんは『日経平均が2万3000円の大台に乗せて終われるか』が今年最後の週となる今週の焦点だと述べています。加えて、『11月9日のザラバ高値2万3382円を更新できるかどうか』にも注目し、『TOPIXは連日年初来高値を更新してきており右肩上がりのトレンドが継続している。25日以降は日経平均の上昇確率が高い特異日が続く。掉尾の一振が期待できるだろう』と伝えています。

続けて、『毎年、年末は小型株が賑わう。特に日経JASDAQが連騰しやすい傾向はよく知られている。今年も個人投資家中心に小型株・新興市場銘柄物色が想定される。一方、ビットコインの急落の影響がどうでるか。ビットコインを手掛けるプレーヤーのなかには相当程度、日本株やFXの短期トレーダーが含まれているだろう。ビットコイン相場で痛手を負った投資家が利益の乗った日本株を合わせ切りする必要に迫られるかもしれない』とポイントを述べています。

指標面では見るべきものが少ないとしているものの、27日に発表される米国の消費者信頼感指数に注目し、『11月は5ヶ月連続で上昇し、2000年11月以来17年ぶりの高水準となった。年末商戦好調の観測が伝えられており引き続き消費者センチメントは良好と思われる。米国株やドル、金利の支えになるだろう。無論、日本株相場にもポジティブである』と言及しています。

飯村真由の「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを飯村真由の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。

フィスコリサーチアナリスト飯村真由《DM》

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