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ビジネス人に聞く、2017年を表す漢字は「乱」 自身を表現すると「疲労」
暦は12月、早くも2017年が終わろうとしている。あっという間という人もいれば、長かったという人もいることだろう。筆者自身もそうだが、ビジネスマンの多くは年々1年の終了が早くなっていると感じているのではないだろうか。人材サービスのVSNが全国・男女10~50代のビジネスパーソンを対象に、「2017年を振り返る ビジネスパーソンの意識調査」をインターネットリサーチにて実施。計4,204名から回答を得た。
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最初の質問は2017年を表す漢字一文字を聞いた。第1位は「乱(ラン・みだれる・みだす)」、第2位は「混」、第3位は「不」、第4位「新」、第5位「希」となった。今年1年を振り返ると、芸能人の不倫や政治家の暴言、相撲界の暴力などなどがあり、「乱」という文字で確かに的確に表現できるような気がする。
続いて、2017年、自身の1年間を漢字2文字で表現してもらった。最も多かったのは「疲労」(18%)。以下、「変化」(17.5%)、「不安」(16%)、「忍耐」(14.6%)、「成長」(11.8%)となった。30代以上は「疲労」「不安」、10~20代では「変化」「挑戦」「成長」などの回答が高い結果となった。
今年、買い替えたデジタル家電についても質問。「スマートフォン」(iPhone・Android)がトップで3割以上が買い替えていた。続いては「ノートパソコン」、「タブレット」「デスクトップ」という結果になった。ネットでの調べものはスマホやタブレットで十分と思いきや、ノートパソコンの需要・ユーザーもまだまだ存在しているようだ。
昨年と比較し、いくつかの消費や所要時間の増減についても質問している。すると、最も増えたのは「動画視聴 (時間)」(39.4%)で、10代は約半数以上が「増えた」という回答。映像はテレビではなくスマホやパソコンで見る人が急増していることを裏付ける結果となった。その他は「個人消費」(34.2%)、「SNSの投稿数」(23.2%)、「国内旅行」(19.7%)なども増えていた。
2018年の干支は「戌」。JR渋谷駅のシンボルである忠犬ハチ公のような賢い犬を想定しているそうだ。2017年は「乱」という文字が話題をさらったが、2018年は世の中がより一層明るくなるようなニュースが躍ってほしいものだ。(記事:久保圭大郎・記事一覧を見る)
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