【注目銘柄】じげんは日柄調整完了して上値試す、18年3月期大幅増収増益予想で増額余地、基準日12月31日で株式2分割

2017年12月7日 16:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 じげん<3679>(東マ)に注目したい。M&Aも積極活用し、メディアプラットフォームとして人材、不動産、生活などの分野の各種情報サイトを一括検索する集約サイトを展開している。18年3月期大幅増収増益予想である。そして増額余地がありそうだ。株価は日柄調整完了して上値を試す展開が期待される。13年IPO時の高値も視野に入りそうだ。なお基準日17年12月31日(効力発生日18年1月1日)で株式2分割を予定している。

■18年3月期(IFRS)大幅増収増益予想で増額余地

 18年3月期連結業績(IFRS)予想は、売上収益が17年3月期比39.4%増の105億円、営業利益が29.7%増の32億20百万円、親会社所有者帰属当期利益が31.0%増の19億30百万円としている。人材領域、不動産領域、生活領域とも好調に推移する見込みだ。

 第2四半期累計は売上収益が前年同期比51.7%増の49億37百万円、営業利益が53.5%増の16億81百万円、親会社所有者帰属当期利益が51.2%増の9億62百万円だった。第2四半期累計として過去最高益を更新した。

 主力の人材領域が54%増収、さらに不動産領域が37%増収、生活領域が70%増収と、いずれも大幅伸長した。コスト面では三光アドの連結化で売上原価が増加したが、広告宣伝費や販売促進費の効率化を推進した。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上収益が47.0%、営業利益が52.2%、親会社所有者帰属当期利益が49.8%と順調である。積極的な事業展開で通期会社予想に増額余地がありそうだ。

■株価は日柄調整完了して上値試す、13年IPO時の高値も視野

 株価は10月の直近安値圏1400円台から切り返している。日柄調整完了して6月の年初来高値1878円を試す展開が期待される。13年12月IPO時の上場来高値2070円も視野に入りそうだ。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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