29日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は続伸、イランとの交渉進展期待が継続

2026年5月30日 11:01

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記事提供元:フィスコ

*11:01JST 29日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は続伸、イランとの交渉進展期待が継続
■NY株式:米国株式市場は続伸、イランとの交渉進展期待が継続

米国株式市場は続伸。ダウ平均は 363.49 ドル高 51032.46 ドル、ナスダックは 55.15 ポイント高 26972.62 で取引を終了した。
ダウ、ナスダックともに終日堅調な値動き。イランと60日の停戦延長などを盛り込んだ覚書の暫定的合意に達したとの報道に加え、トランプ大統領が最終決定に向けホワイトハウスで会合を開くと伝わった。戦闘終結に向けた交渉進展期待が相場を支え、ダウ、ナスダックは連日で過去最高値を更新。
セクター別ではソフトウエア・サービスが上昇。食・生活必需品小売が下落した。

デル・テクノロジーズ(DELL)は大幅高。AI関連のサーバー需要の高まりから通期見通しの大幅な引き上げが好感された。またサーバー関連株としてスーパー・マイクロ・コンピュータ(SMCI)も業績拡大期待が高まり連れ高した。データストレージのネットアップ(NTAP)も大幅高。第4四半期決算で市場予想を上回る成長が評価され、目標株価も引き上げられた。カジュアル衣料のギャップ(GAP)は大幅安。

傘下の「オールドネイビー」の苦戦などを背景に、通期の売上高見通しを下方修正したことを受け、証券会社の投資判断引き下げが相次いだ。ジェフ・ベゾス氏が率いる宇宙企業ブルーオリジンの新型ロケットが燃焼試験中に爆発したことを受け、ASTスペースモバイル(ASTS)やエコスター(SATS)など宇宙関連銘柄は軟調だった。

イラン高官筋は「米国がイランの濃縮ウランを掘り出す」というトランプ大統領の主張は事実ではなく、米イランの覚書には核関連の問題は一切含まれていないと述べた。ロイター通信が伝えた。


(Horiko Capital Management LLC)


■NY為替:ドルは弱含み、トランプ米大統領はイラン協議で最終判断へ

29日のニューヨーク市場で米ドル・円は伸び悩み。イランと米国は、停戦延長と戦争終結に向けた合意を目指す暫定的な取り決めで一致しているが、トランプ米大統領の承認を得る必要があるため、米ドル売り・円買いは拡大しなかった。米ドル・円は、159円31銭から159円10銭まで売られた後、159円31銭まで戻しており、159円27銭で取引を終えた。

ユーロ・ドルは、1.1640ドルから1.1686ドルまで強含み、1.1662ドルで引けた。ユーロ・円は185円44銭から185円98銭まで強含み。ポンド・ドルは強含み、1.3422ドルから1.3485ドルまで値を上げた。ドル・スイスフランは弱含み、0.7828フランから0.7796フランまで値下がり。その後は0.78ドル台前半で推移。

■NY原油:反落、一時86.35ドルまで値下がり

29日のNY原油先物7月限は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比-1.54ドル(-1.73%)の87.36ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは86.35-89.02ドル。イランと米国は、停戦延長と戦争終結に向けた合意を目指す暫定的な取り決めで一致したが、トランプ米大統領の最終的な承認が必要であることから、原油先物の下げ幅は縮小した。通常取引終了後の時間外取引では主に87.90ドルを挟んだ水準で推移。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC) 51.60ドル +0.83ドル(+1.63%)
モルガン・スタンレー(MS) 208.00ドル +4.21ドル(+2.06%)
ゴールドマン・サックス(GS)1025.56ドル +17.19ドル(+1.70%)
インテル(INTC) 114.68ドル -6.21ドル(-5.13%)
アップル(AAPL) 312.06ドル -0.45ドル(-0.14%)
アルファベット(GOOG) 376.43ドル -9.69ドル(-2.50%)
メタ(META) 632.51ドル -2.78ドル(-0.43%)
キャタピラー(CAT) 875.87ドル -11.80ドル(-1.32%)
アルコア(AA) 77.64ドル +2.06ドル(+2.72%)
ウォルマート(WMT) 115.75ドル -3.15ドル(-2.64%)《YY》

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