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【注目銘柄】加藤産業は上場来高値更新の展開、18年9月期も増収増益・増配予想
加藤産業<9869>(東1)に注目したい。食品卸の大手である。関西を地盤として全国展開している。17年9月期は計画超の大幅増益だった。そして18年9月期も増収増益・増配予想である。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年9月期も増収増益・増配予想
17年9月期連結業績は売上高が16年9月期比2.2%増の9738億18百万円、営業利益が17.1%増の92億98百万円、経常利益が15.2%増の104億17百万円、純利益が30.5%増の67億93百万円だった。計画超の増収増益だった。配当は6円増配の年間52円(第2四半期末23円、期末29円)とした。
主力の常温流通事業が3.4%増収・14.1%営業増益と牽引した。得意先との関係強化、自販力の強化、物流費の抑制、生産性の向上などの施策が奏功した。低温物流事業は1.1%減収だったが、大手得意先との取引見直しなどで売上総利益率改善に取り組み、営業利益は黒字化した。酒類流通事業は1.5%減収だったが、利益管理徹底やコスト削減の効果で2.1倍営業増益だった。その他は物流事業の取引増加で3.1%増収だが、燃料コスト上昇で6.8%減益だった。
18年9月期の連結業績予想は、売上高が17年9月期比2.7%増の1兆円、営業利益が5.6%増の98億20百万円、経常利益が5.6%増の110億円、純利益が3.0%増の70億円としている。引き続き好業績が期待される。配当予想は4円増配の年間56円(第2四半期末28円、期末28円)としている。
■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す
株価は上場来高値更新の展開だ。本日11月28日に3910円まで上伸し、高値圏で堅調に推移している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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