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今日の為替市場ポイント:引き続き日経平均株価の動向を注視へ
記事提供元:フィスコ
*08:30JST 今日の為替市場ポイント:引き続き日経平均株価の動向を注視へ
24日のドル・円相場は、東京市場では111円20銭から111円56銭まで反発。欧米市場では111円30銭まで売られた後に111円62銭まで反発し、111円55銭で取引を終えた。
本日27日のドル・円は、111円台半ばで推移か。米長期金利の小幅な上昇を眺め、ドル買い・円売りが優勢となっている。日経平均株価が堅調な動きとなる場合は、111円台半ばから後半の水準で底堅い動きとなりそうだ。
新規材料難で方向感に欠ける中、米長期金利の小幅な上昇を眺め、ドル買い・円売りが強まっている。ただ、米国のインフレ低迷への懸念やトランプ米大統領のロシアゲート問題を背景に、ドルの上値を抑える材料となっている。今週も引き続き米税制改革の動向が市場の焦点となりそうだ。トランプ米大統領は28日に上院共和党議員らと税制改革案の議会通過に向けて協議すると報じられており、今後の進展に注目が集まっている。
また、今週は米7-9月期実質GDP(改定値)など重要な米経済指標の発表や米連邦準備制度理事会(FRB)によるベージュブックの発表などが相次ぎ、内容を見極めたいとの思惑から、市場の模様眺めムードも強い。日経平均株価が堅調に推移した場合、リスク回避的なドル売り・円買いはやや縮小するとみられているが、現時点でドル買いを積極的に進めることは難しいとの声が聞かれている。《CS》
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