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小野寺防衛相、暮れから年明けに戦後経験ない緊張の可能性も
小野寺五典防衛大臣は27日の記者会見で記者団から「大臣は衆議院議員選挙期間中に北朝鮮関連で、今年の暮れから年明けにかけ、戦後日本が経験したことがないぐらい緊張した局面を迎える可能性があるという話をしたけれども、その根拠は」と聞かれ、北朝鮮の米国本土に対する直接的な攻撃が可能な能力が備わる前に、米国が行動を起こす可能性を視野に話した旨を答えた。米空軍は11月上旬からF35戦闘機12機を沖縄・嘉手納基地に半年間配備すると発表している。
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小野寺大臣は「一般的に報道されている内容で見れば」と前置きし「北朝鮮のICBM、アメリカ本土の主要都市まで届くICBMの完成と核搭載ということが、アメリカに対しての直接の危機になるだろうということ、その完成までにそれほど時間がないだろうということを考えれば、アメリカの判断に、やはり緊張感を持ってこの時期を過ごすことが大事という、一般的感覚で発言した」と述べた。
またトランプ大統領が日本、韓国、中国などアジアを歴訪している間は北朝鮮問題に対話のステージで努力するということだと思っているとしたうえで「北朝鮮が核・ミサイルの開発を放棄しない場合、そして(核・ICBMミサイルの)開発についての時期がそんなに長い間かからないという報道も出ていることを総合的に判断すると、寧ろ、アジア歴訪の間は外交的なステージにあるが、それ以降、どのようなステージになるか、中々予測がつかない」とした。(編集担当:森高龍二)
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