アサヒ、今年3種目の限定ウイスキー『ブラックニッカ アロマティック』発売

2017年10月29日 23:04

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記事提供元:エコノミックニュース

11月21日から1万2000ケースの限定で販売となる『ブラックニッカ アロマティック』、700mlでアルコール度数40%。予想される小売価格は2000円/本(消費税別)

11月21日から1万2000ケースの限定で販売となる『ブラックニッカ アロマティック』、700mlでアルコール度数40%。予想される小売価格は2000円/本(消費税別)[写真拡大]

 アサヒビールは、グループ会社のニッカウヰスキーがつくるウイスキーの主力ブランド「ブラックニッカ」の本年3種類目となる数量限定商品として、『ブラックニッカ アロマティック』を2017年11月21日から新発売する。限定販売予定数量は1万2000ケースだ。

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 また、「ブラックニッカ」ブランド全体の累計販売数量が10月15日時点で273万箱(前年比115%)となり年初計画の年間販売目標である340万箱(前年比106%)を上回る見込みとなった。そこで年間販売目標を360万箱(前年比112%)に上方修正すると発表、5年連続で過去最高となる大幅な売上更新を目指す。

 新発売の『ブラックニッカ アロマティック』は、華やかな“宮城峡モルト”や、甘く伸びのある“カフェグレーン”などをブレンドし、華やかでフルーティな香り、甘くやわらかい味わいに仕上げたブレンデットウイスキー。

 パッケージはスクエアボトルに赤色のフロスト塗装加工を施し、ラベル中央には「ブラックニッカ」ブランドの象徴である「キング・オブ・ブレンダーズ」と、やわらかい味わいが沸き立つイメージをデザインした。華やかな香りと甘くやわらかい味わいが香り立つイメージを、“香りが良い”ことを表す“アロマティック”というネーミングで表現した。

 アサヒビールによると、今年発売した3酒類の期間限定商品のなかで、もっとも華やかでフルーティな味わいが楽しめることから、20~30歳代の男性、ウイスキーエントリー層をメインターゲットとした。

 比較的若年層にウイスキーの魅力を伝え、伸長する国産ウイスキー市場の裾野をさらに拡大することを目指すという。

 また、12月5日から「ブラックニッカ リッチブレンド」とニッカウヰスキー・オリジナルの「香りに出逢うグラス」1個をセットにしたギフトボックス「ブラックニッカ リッチブレンド 香りに出逢うグラスセット」を全国で発売する。

 「香りに出逢うグラス」は、アサヒビール容器包装研究所とニッカウヰスキー・ブレンダ―室が共同開発した“ウイスキーの香りを楽しむ最適な形状のオリジナルグラス”だ。蓋付きで、グラスの中央より下が膨らみ、上に向かってすぼまりながら飲み口の下がわずかに直線的な形状で、今年6月から7月にかけて六本木で実施した期間限定バー「ブラックニッカ 香るバー」で展開した際に大変好評で“グラスを販売してほしい”という声が多かったことから、ギフトボックスを開発した。(編集担当:吉田恒)

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