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枚方市と京阪、淀川の歴史再発見するクルーズ共催 1日限りの特別コース
淀川浪漫紀行の様子(画像:枚方市発表資料より)[写真拡大]
大阪・枚方市と京阪ホールディングス(京阪)は25日、“淀川の恵みと歴史”を再発見してもらう取り組みとして、「淀川浪漫紀行プレミアム」と題したクルーズを共催すると発表した。12月3日、一日限りの開催となる。
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現在、枚方市と京阪は国土交通省淀川河川事務所と連携し、淀川舟運の活性化とまちの魅力を高めるための取り組みを推進している。その一環として、9月から京阪傘下の大阪水上バスが「淀川浪漫紀行」と題したクルーズを、土日祝日に実施。今回の「プレミアム」は、その内容を大幅に拡充し、完全予約制としたもの。
上り便「淀川上りの旅コース」は、京阪・天満橋駅と直結した八軒家浜船着場を9時半に出発し、12時半ごろに枚方船着場に到着するコース。下り便「淀川下りの旅コース」は、14時に枚方船着場を出発し、17時ごろに八軒家浜船着場に到着する。ともに3時間かけて淀川の船旅を楽しむ。
使用する観光船「ひまわり」は、屋上にオープンデッキがある、外輪が特徴的なクルーズ船。淀川と旧淀川は水位に差があるため、パナマ運河方式で水位を調節する毛馬水門を通過する必要があるが、今回のクルーズでは実際にそれを体験することができる。船内では淀川の天然鰻を使用した弁当が提供され、淀川流域案内や、淀川の葦を吹き口に使用した篳篥の演奏を楽しむことができる。また、枚方船着場から徒歩圏内の「市立枚方宿鍵屋資料館」や「淀川資料館」の入場券もセットに含まれる。
上り便の参加費は、1名7,480円。下り便は、1名9,800円。下り便については、上り便で供される食事に加えて、淀川産のおつまみ3種と、地元メーカーの日本酒3種が振る舞われる。予約の際、各便20食限定1,000円アップで、弁当を淀川産鰻を使用した特製鰻重に変更できる。
予約締め切りは11月27日だが、満席になり次第受付終了となるので注意が必要。
枚方市と京阪は「本事業により、水の路(淀川)と陸の路(京街道)を淀川舟運とまちの賑わいでつなげ、地域をさらに活性化させたい」としている。(記事:松村美風・記事一覧を見る)
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