関連記事
国交省、車線維持支援機能に関する国際基準の導入を発表
記事提供元:スラド
国土交通省が10月10日、車線維持支援機能に関する国際基準の導入を発表した。今回の発表では、ハンドルを握った状態での車線維持支援機能、補正操舵機能、自動駐車機能に関する国際基準が、国連欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラム(WP29)において策定されたことを踏まえ、日本でもこの基準を導入することを告知している。
基準の具体的な内容については産経新聞や日経新聞が伝えているが、車線維持支援機能や補正操舵機能などの使用時にドライバーがハンドルから65秒以上手を離すと手動運転に切り替えるといった内容になっているようだ。
なお、これはあくまで現状の車線維持支援機能や補正操舵機能、自動駐車機能などについての規制となっている。WP29においては、ドライバーがハンドルやアクセルを操作することなしに自動車が自律的に走行する完全自動運転車の安全基準についてはまだ開発中というステータスとなっている(WP29による資料PDF)。
スラドのコメントを読む | 政府 | 交通
関連ストーリー:
多くの人が完全自動運転車には乗りたくない、米Gartnerの調査結果 2017年09月05日
フォードとドミノ・ピザが自動運転車による宅配実験へ 2017年08月30日
スバル、国内全車種で高速道路での全車速域自動走行機能を標準装備へ 2017年06月21日
ホンダ、2025年にレベル4自動運転の技術確立を目指すと表明 2017年06月09日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク