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トヨタ、東京モーターショーでコンセプトカー「「Tj CRUISER」発表
トヨタが第45回東京モーターショーで発表するクロスオーバーコンセプト「Tj CRUISER」、完成度が高そうで、このままの恰好で発売される可能性が高い[写真拡大]
トヨタ自動車は10月25日に開幕する「第45回東京モーターショー2017」で、新ジャンルとも言えるコンセプトカー「Tj CRUISER(ティ・ジェイ・クルーザー)」を世界初披露する。モーターショーの一般公開は28日から。
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新ジャンルとは、トヨタの説明によると、「VANの積載性能とSUVの力強いデザインを融合させた新ジャンルのクロスオーバーコンセプト」で、アクティブに“使い倒す” ためのTOOL-BOXの“T”と、クルマとさまざまな場所に出かける楽しさを意味するJoyの“j”に、トヨタのSUVラインアップに伝統的に使用してきた「CRUISER」を用いて力強さを表現したモデルだという。
室内は助手席側を完全にフルフラットにすることができ、ロングサーフボードや自転車など、約3mもの大きな荷物を楽に積み込むことが可能。「仕事」と「遊び」を垣根なく楽しむ新たなライフシーンでのタフな使用をイメージした。
エクステリアは、VANのようなユーティリティの高さを感じられるスクエアなキャビンに、SUVらしい大径タイヤによるガッシリとした踏ん張り感と、力強いフロントビューを融合。VANとSUVそれぞれの良さを両立させた新ジャンルを表現した。ボンネットとルーフ、フェンダーなどには、無造作に物を置いても傷や汚れがつきにくいケアフリー素材(強化塗装)を採用したのも特徴だ。
ボディ寸法は意外にコンパクトで、全長×全幅×全高4300×1775×1620mm、ホイールベース2750mmと発表されている。大きさの目安となりそうなのは、トヨタの商用車「プロボックス」の幅広いハイトバージョンと言えそうなサイズ感だ。
パワーユニットは2リッタークラスのハイブリッドとしか発表されていない。駆動方式は前輪駆動と4輪駆動が用意される。リアスライドドアを採用し、乗車定員は4名だ。
発表資料には「コンセプトモデル」としているが、写真を見る限り、かなり現実感のあるモデルに思える。ほぼ、このままの恰好で発売されるのではなかろうか。(編集担当:吉田恒)
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