ヤマハ、ロードスポーツモデル「XSR700ABS」日本仕様車を発売

　ヤマハ発動機は、欧州で人気のロードスポーツモデル「XSR700ABS」の日本仕様車を、11月6日から発売する。カラーはマットグレーメタリック 3(マットグレー)とダルレッドメタリック D(レッド)の2色。

【こちらも】ヤマハ、「ジョグ CE50ZR」に「MotoGP」マシンイメージの限定版

　XSR700ABSは“Urban Casual Retro-ster”をコンセプトとするNeo Retroロードスポーツである。「MT-07」をベースモデルとしつつも、オーセンティックな外観と、街中でもカジュアルに楽しめる性能、カスタマイズの可能性を想起させるボディ構成を調和させている。

　ボディラインにはホリゾンタルスタイルを踏襲し、水平基調をモチーフとする。各部にアルミパーツを盛り込み、素材感を強調してヘリテージモデルとしての佇まいを表現、また、やはりアルミ製のタンクサイドカバーには、表面カーブの微妙な変化を与え、ニーグリップの絞り込み部も滑らかな面構成で仕上げている。

　エンジンはMT-07で定評のあるクロスプレーン・コンセプトのものを搭載。実用回転域での粘り強いトルクとのバランスに主眼が置かれている。サイドカバー、センターカバー、メーター、前後フェンダーなどはシンプルで独立した構成となっており、カスタマイズ時の整備性を高めている。

　その他、主要な情報は以下の通り。

■メーカー希望小売価格(リサイクル費用含む)
税込89万9,640円

■国内計画販売数
年間1,500台

■総排気量
688立方cm

■認定型式/原動機打刻型式
2BL-RM22J/M410E

■原動機種類
水冷・4 ストローク・DOHC・4バルブ

■車両重量
186kg

■シート高
835mm

■全長×全幅×全高
2,075mm×820mm×1,130mm（記事：藤沢文太・記事一覧を見る）