「2017年秋アニメ期待度ランキング」を比較 最注目は『おそ松さん』か

2017年10月1日 18:26

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「おそ松さん」第2期PVのスクリーンショット。

「おそ松さん」第2期PVのスクリーンショット。[写真拡大]

 10月からの秋アニメ放送開始を前に、各アニメ情報メディアがユーザーに対して実施した期待度調査の結果が続々と発表されている。メディアごとにその内容が大きく異なっているため、9月28日・29日に発表されたランキング4つに絞って比較を行った。

【最注目は】アニメ『おそ松さん』第2期 10月2日より メインキービジュアルも公開

■dアニメストア「2017秋アニメ『今期何見る?』」

 ドコモ・アニメストアが運営するインターネット動画配信サービス「dアニメストア」は、9月下旬に「2017秋アニメ『今期何見る?』」との人気投票を実施。総投票数2万972票の男女比は約半々で、下記のようなランキング結果となっている。

 1位:鬼灯の冷徹 第弐期(3,328票)
 2位:魔法使いの嫁(2,978票)
 3位:干物妹!うまるちゃんR(2,777票)
 4位:血界戦線 & BEYOND(2,655票)
 5位:おそ松さん 第2期(2,517票)
 6位:食戟のソーマ 餐ノ皿(2,182票)
 7位:銀魂「ポロリ篇」(1,906票)
 8位:ラブライブ!サンシャイン!! 第2期(1,770票)
 9位:3月のライオン 第2シリーズ(1,689票)
 10位:結城友奈は勇者である 第2期(1,452票)

■あにぽた「もう待ちきれない!? 観たい2017秋アニメ人気投票」

 カカクコムが運営するアニメコミュニティサイト「あにぽた」では、9月中旬から下旬にかけて「2017年夏アニメで期待値が高いのは?」との人気投票を実施。総投票数は9251票で、ユーザーにコアファン層が多いと予想されるサイトならではのランキング結果となっている。

 1位:Wake Up, Girls! 新章(1,741票)
 2位:ラブライブ!サンシャイン!! 第2期(1,080票)
 3位:干物妹!うまるちゃんR(689票)
 4位:おそ松さん 第2期(540票)
 5位:クジラの子らは砂上に歌う(362票)
 6位:ブレンド・S(355票)
 7位:血界戦線 & BEYOND(304票)
 8位:妹さえいればいい。(301票)
 9位:鬼灯の冷徹 第弐期(299票)
 10位:3月のライオン 第2シリーズ(277票)

■ファミ通「ゲームユーザーが観たい秋アニメTOP20」 ※10位まで抜粋

 エンターブレインが発刊する『週刊ファミ通』2017年10月12日号にて発表されたランキング結果。継続的に家庭用ゲームで遊んでいる10~40歳までの918人(男性619人/女性299人)を対象にした9月初旬の調査をもとにしており、通常のアニメファン層の視点と比べて、少し変則的な内容である。

 1位:おそ松さん 第2期(139票)
 2位:3月のライオン 第2シリーズ(111票)
 3位:干物妹!うまるちゃんR(89票)
 4位:鬼灯の冷徹 第弐期(83票)
 5位:食戟のソーマ 餐ノ皿(77票)
 6位:血界戦線 & BEYOND(74票)
 7位:ラブライブ!サンシャイン!! 第2期(71票)
 8位:いぬやしき(55票)
 9位(同率):キノの旅 -the Beautiful World-(54票)
 9位(同率):結城友奈は勇者である 第2期(54票)

■PASH! PLUS「2017秋アニメ期待度アンケート」 ※劇場版を含む

 月刊アニメ雑誌『PASH!』の編集部が運営するニュースサイト「PASH! PLUS」では、9月下旬にかけて「2017秋アニメ期待度アンケート」を実施。総回答数553のうち9割が女性で占められており、より女性視点のランキング結果といえる。

 1位:おそ松さん 第2期(63票)
 2位:アイドルマスター SideM(52票)
 3位:宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第三章 純愛篇(35票)
 4位:鬼灯の冷徹 第弐期(29票)
 5位:血界戦線 & BEYOND (28票)
 7位(同率):クジラの子らは砂上に歌う(26票)
 7位(同率):Dance with Devils-Fortuna-(26票)
 8位:TSUKIPRO THE ANIMATION(23票)
 9位:銀魂「ポロリ篇」 (21票)
 10位:宝石の国(18票)

 投票層によりランキング結果はまちまちとなっているが、男女別で全体的にみてみると男性は『干物妹!うまるちゃんR』、女性は『おそ松さん 第2期』への注目度が高いことがうかがえる。後者が男性寄りのランキング上位にも入っているのを考えると、今季一番期待されているアニメは『おそ松さん』といえるのではないだろうか。また、新規よりも続編ものの方が注目されているという点も印象的だ。(記事:矢尾新之介・記事一覧を見る

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