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【注目銘柄】アセンテックは自律調整一巡して上値試す、18年1月期2Q累計が計画超の増益で通期も増額の可能性
アセンテック<3565>(東マ)に注目したい。仮想デスクトップのトータルソリューションベンダーである。18年1月期第2四半期累計は計画超の大幅増収増益だった。進捗率が高水準であり、通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は上場来高値圏だ。自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年1月期2Q累計が計画超の大幅増益で通期予想は増額の可能性
17年4月東証マザーズに新規上場した。仮想デスクトップのトータルソリューションベンダーである。シンクライアントやCitrixをはじめとする仮想デスクトップ・ソリューションを中心に、ストレージ、クラウド&モバイルソリューションなども展開している。
9月12日発表した18年1月期第2四半期累計(2~7月)の非連結業績(8月3日に増額修正)は、売上高が21億94百万円、営業利益が2億06百万円、経常利益が2億04百万円、純利益が1億41百万円だった。上場前の前年同期との比較で売上高は54.2%増収、営業利益は70.2%増益だった。
働き方改革に向けたテレワーク導入案件などの増加に伴い、仮想デスクトップビジネス領域が堅調に推移した。VDI関連のプロフェッショナルサービスの好調、フラッシュストレージを中心とした先進ストレージの需要増加なども寄与して、計画超の大幅増収増益だった。
通期の非連結業績予想は売上高が17年1月期比16.0%増の38億円、営業利益が7.4%減の2億30百万円、経常利益が6.5%増の2億32百万円、純利益が14.2%増の1億60百万円としている。
通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が57.7%、営業利益が89.7%、経常利益が88.3%、純利益が88.2%と高水準である。先行き不透明として通期予想を据え置いたが、付加価値の高い製品・サービスの好調が牽引して通期予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価は自律調整一巡して上値試す
株価(17年9月1日付で株式2分割)は8月30日の上場来高値4925円から利益確定売りで一旦反落したが、9月6日の直近安値3630円から素早く切り返している。日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインの形だ。自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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