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入学試験のインターネット出願、半数が希望 30~40代に調査
受験生を子供に持つと想定される世代(30代から40代)の半数はインターネット出願を肯定的に捉え、また手書きの出願とインターネット出願のどちらかを選べる場合、3人に2人がインターネット出願を選ぶことがわかった。[写真拡大]
グレープシティは、30代~40代を対象に「インターネット出願に関する意識調査」を実施した。今回の調査結果から、受験生を子供に持つと想定される世代(30代から40代)の半数はインターネット出願を肯定的に捉え、また手書きの出願とインターネット出願のどちらかを選べる場合、3人に2人がインターネット出願を選ぶことがわかった。
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「インターネット出願を利用したいと思いますか」という質問に対して、“積極的に利用したい” “条件次第で利用してもよい”という肯定的な回答は50%、“利用したくない” “条件次第では利用しない”という否定的な回答は19%という結果になった。また、“わからない”との回答は31%と、3割の保護者は善し悪しを判断するにはまだ情報が少ないと考えていると捉えられるだろう。
「受験する学校が、手書きの出願とインターネット出願の2つの手続き方法を実施している場合、どちらを選択しますか?」という問いに対しては手書きの出願が33%、インターネット出願が67%と3人に2人がインターネット出願を選択する結果が出た。
「 インターネット出願を行う場合、利用する装置を教えてください」という出願に利用する装置を尋ねたところ、84%がパソコンと回答。スマートフォンが普及しさまざまな手続きがスマートフォンで行えるようになっているが、30代~40代はパソコンの利用が大多数であることがわかる。
インターネット出願のメリットは“願書の入手が不要”が最も多く、次いで“自宅で出願が行える”という結果になったこの回答から、出願書類の入手や願書の提出を手間と感じており、それらが効率的になることが望ましいと考えている保護者が多いことがわかる。またデメリットについては “個人情報などの情報漏洩に対するセキュリティ”が最も多い回答だ。個人情報の不正使用や情報漏洩などがニュースになることも多いせいか、出願に関連する個人情報の取り扱いや、インターネット出願システムのセキュリティ対策がしっかりしていることがインターネット出願を行う上で大事な要素と考えられていることがわかる。
インターネット出願を実施する学校が増えているなか、保護者世代もインターネット出願を肯定的に捉えていることがわかった。今後、さらにインターネット出願を実施する学校が増えることが見込まれるなか、保護者世代が肯定的に捉える割合も増えていくことが予想されるだろうまた、昨今スマートフォンが普及していますが、調査対象の世代は出願手続きにパソコンを利用する人が大多数であることもわかった。(編集担当:久保田雄城)
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