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終戦から72年 全国戦没者追悼式 天皇陛下のお言葉
記事提供元:フィスコ
*15:23JST 終戦から72年 全国戦没者追悼式 天皇陛下のお言葉
8月15日、政府主催の全国戦没者追悼式が、東京都千代田区の日本武道館で開かれた。天皇、皇后両陛下、安倍首相、遺族など5700人が参列し、310万人の戦没者の死を悼んだ。
式典では、首相の式辞後、正午に1分の黙とうが捧げられた。その後、天皇陛下がお言葉を述べられた。6月に陛下の退位を実現する特例法が成立しており、早ければ2018年末にも位を退かれる可能性がある。
天皇陛下のお言葉の全文は以下の通り。
本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。
終戦以来既に72年、国民のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、苦難に満ちた往時をしのぶとき、感慨は今なお尽きることがありません。
ここに過去を顧み、深い反省とともに、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対して、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。
(翻訳編集・甲斐天海)
【ニュース提供・大紀元】《HT》
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