世界各国の科学技術活動調査、日本の論文数は世界第4位に低下

2017年8月15日 07:50

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記事提供元:スラド

 科学技術・学術政策研究所(NISTEP)が「科学技術指標2017」および「科学研究のベンチマーキング2017」を発表した。日本および世界各国の科学技術活動について定量的データを元に分析したものとなっている。

 これによると、現在の日本の研究開発費、研究者数は共に主要国中第3位だが、人口100万人当たりの博士号取得者は主要国で第6位で、日本の論文数は世界第4位、注目度の高い論文では第9位だという。これらの数字は10年前から低下しているという(NHK毎日新聞)。

 2015年の日本の研究開発費総額は18.9兆円で、米国(51.2兆円)、中国(41.9兆円)に次ぐ3位。また、政府の科学技術予算の対GDP比は0.65%で、韓国(1.21%)、中国(1.02%)、ドイツ(0.88%)、米国(0.80%)に次ぐ5位となっている。また、2016年の研究者数は66.2万人で、こちらも中国、米国に次ぐ3位。そのほか、日本は「テクニシャン」による研究支援者が他国と比較して少ない傾向なども提示されている。

 2013年〜2015年の平均論文数については、米国が約27万本でトップ。次いで中国(約22万本)、ドイツ(約6.5万本)、日本(約6.4万本)となっている。さらに注目度の高い論文数(Top10%補正論文数、Top1%補正論文数)はともに9位と低迷している。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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