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『プリンセス・プリンシパル』第2話「case1 Dancy Conspiracy」【感想レビュー】
『 プリンセス・プリンシパル 』第2話「case1 Dancy Conspiracy」【感想レビュー】© Princess Principal Project[写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
1話からスパイアクション全開で始まった「プリンセス・プリンシパル」、通称『プリプリ』。
公式サイトでは、アンジェ役の今村彩夏さんとドロシー役の大地葉さんがパーソナリティを務めるWEBラジオ「プリプリ・秘密レポート」では今回の2話の解説や3話の予告なども配信中!ぜひこちらもチェックしてみてください。
さてさて、今週も第2話の感想、考察、etcをやっていきたいと思います。
■『 プリンセス・プリンシパル 』第2話「case1 Dancy Conspiracy」
時間はさかのぼる―まだプリンセスがアンジェ達の仲間になる前の話。
プリンセスと容姿が酷似していたアンジェは共和国側のスパイ組織・コントロールから、王国のプリンセスと入れ替わる『チェンジリング作戦』という任務を与えられる。プリンセスに接近するため、クイーンズ・メイフェア校に転入するアンジェ。
先にメイフェア校に生徒として潜入していたドロシーと合流するも、プリンセスの傍らには常に衛兵がおり、またプリンセス自身がベアトリス以外に親しい友人を作らないことから、安易な接触は難しいと判断。そこで二人はプリンセスが参加する外務卿主催のパーティーへ潜り込み、そこでプリンセスとコンタクトをとろうとする。
しかし、この時、会場ではもう一つの重大な事件が起こっていた……。
■それぞれの過去 プリンセス入れ替わり作戦実行へ
前回の1話が「case13」に対して第2話は「case1」ということで、話は5人がスパイチームとして活躍する前の過去に遡ります。もしかして時系列バラバラにやる系アニメなのか!?前回の1話が13話にあたるお話!? なんだが放送話にも色々と仕掛けがあるのかも知れませんね…。
平民地の出ながら、抜群の成績でお嬢様学校である「クイーンズ・メイフィア校」に編入したアンジェ。
1話では、日常的に嘘を繰り返す非常にミステリアスなキャラクターだったアンジェですが、編入初日の自己紹介では眼鏡を落としてしまうドジっ子っぷり。
果たしてこれが彼女の素なのかはたまた…。
アンジェは編入した学校で、すでにスパイとして潜入していたドロシーと再会します。
ドロシーは、アンジェが猫を被ったようなドジっ子アピールに驚いていた様子で、やはり素の顔はスパイらしい鋭い顔つきのアンジェ。
そして、この時はまだアンジェは誰が先に潜入しているか知らされていなかったようで、驚いていましたが、驚いた一番の理由が20歳であるドロシーが高校へ潜入していたことでした。たしかに視聴者にも驚きだ…。というかこれが過去の話ならみんな1話時点では何歳なんだ!?
して、アルビオン共和国側のスパイとして潜入しているドロシーとアンジェに課された、諜報機関コントロールからの指令が「チェンジリング作戦」。
王国側のプリンセスとアンジェの容姿が似ていることを利用し互いを入れ替えて王国側の中枢にスパイを送り込むという大胆な作戦が今回のミッションでした。
しかし、プリンセスは必要以上に親しい友人などは作らず、自らのパーソナルエリアには近づかせないようで、コンタクトをとるのすら難しい様子。
そこで、二人は次なる作戦にうってでます。
プリンセス、そしてベアトリスはまだこの時点は敵側の王国の人間でした。果たしてここからどのように仲間になっていくのでしょうか。
■トラブル続きのミッション
二人がとった次なる作戦は、プリンセスが参加する社交パーティへの潜入。そこでどうにかコンタクトを図ろうとするもそこへ、さらなる緊急ミッションがはいります。
モーガン外務委員の盗み取った建造計画書を東側に渡ることを阻止すること。
時間のない中でな緊急指令にドロシーがハニートラップで近づくも失敗。ここのドロシーがさりげなくドレスの胸の部分をおろしたシーンが今週の個人的最高ポイントだ!!!
流石に東と西の人間が一堂に会する社交場だけあり、周りを見渡せば護衛やら兵隊やらが紛れ込んでいる様子でさすがの二人も手を焼いてしまいます。
ミッション進行中の緊急指令、さらにそのミッションすらもなかなかうまくいかずとトラブル続きの二人ですが、アンジェには作戦があるといいプリンセスに近づいていくのでした。
声色を変えいつもの”猫かぶりモード”で近づくアンジェ! すげえさすが声優さんや……というレベルの変わりっぷりですね。
アンジェはプリンセスに対して「お友達になってくれませんか!」と宣言。それに対して「私はつまらない人間だから」と拒否をするも、アンジェは『私達正反対だから』と続けます。
さてさてさて、この言葉の真意とは一体。
そして、プリンセスに近づいた際にわざとワインをかけることでプリセンスのドレスを手に入れることに成功したのでした。
■ミッション成功 しかしさらなるピンチ
プリンセスのドレスを手に入れたことで、プリンセスに成りすますことができたアンジェは、今度はプリセンスという立場を使ってモーガン外務委員に近づきます。
アンジェはモーガンが病気を患っていることを見抜き、亡命させ平和な余生を過ごさせることを条件に目的である貸金庫の鍵をゲットすることにも成功とこのピンチを華麗に凌ぐのでした。
ここのシーンは、さすがスパイと言わんばかりの短期間での的確な情報収集能力に交渉力でしたね。
しかし、プリンセスはアンジェたちの正体に気付き西側のスパイであることを知ったうえで、自らが女王になる手助けをしろという交渉をしてきます。さらにもし交渉に応じない場合は二人の正体を暴くという脅しつき。
可愛い顔してかなり野心家といいますか、色々と物おじしない人物ですねプリンセスは。
そこへ、東側のスパイの元締めでもあるノルマンディーが到着し会場内に西側のスパイがいるということで躍起になり会場内を探し回ります。
この最大のピンチにアンジェはプリンセス側の要求を飲ませることですり抜けるのでした。
仕方なくプリンセス側の要求をのんだコントロールは、プリンセスがアンジェとドロシーが東側のスパイであることに気付いたことで内通者がいるのではないかという疑いを持ちます。
しかし、そこには衝撃の事実がありました。
なんと教えたのはアンジェ自身。すでにアンジェとプリンセスが互いに協力関係にある立場であったのです。
“アンジェ”は”プリンセス”に向かい『10年ぶりね』と言い放ち、”プリンセス”が”アンジェ”に『おかえりシャーロット』と言い放つのでした。
■嘘をつくのは天使か悪魔か
2話の中でプリンセスのセリフの中に『天使と悪魔がいたとしたら嘘を付くのはどっちだと思う?』とあります。アンジェは果して天使なのか、悪魔なのか…。
いや~~今回はいろいろと考察のしがいがあるお話でしたね…。
話を整理すると、まず”プリンセス”の名前は”シャーロット”であること。
そしてそのプリンセス自身が”アンジェ”に向かい”シャーロット”といったことから、2話時点で”アンジェ”と”シャーロット”はすでに入れ替わっていると考えられます。
アンジェ(シャーロット)が語った「私たちは正反対だから」というセリフはスパイとプリンセスという正反対の立場を表してるいるのでしょうか。
ある意味では『チェンジリング作戦』はすでに実行されていたということになりますねw
しかし、現時点ではこの二人がどういう関係にあるのか、なにを目的にしているのかというは謎ですね~。この事実を知ったうえで1話をみるといろいろと気づく伏線があるかもしれません!!
そして今回のお話で、コントロールがアンジェとドロシーをコードネームの”A”と”D”と読んでいて気づいたのですが、それぞれのキャラクターの頭文字を取るとアンジェはA、ベアトリスがB、プリンセスの名前はシャーロットなのでC、ドロシーはDと、アルファベット順になります。もしかしてちせの本名はEから始まるのでしょうか。
あまり深い意味はなさそうですがwww こんなささいな考察もしてみたくなってしまうまだまだ謎に満ち溢れたアニメ、プリンセスプリンシパル。ラストには視聴者すら大きく騙す『嘘』が仕掛けられてそうなそんな匂いがぷんぷんしますね、来週も期待です。
『 プリンセス・プリンシパル 』第1話「case13 Wired Liar」【感想レビュー】
(あにぶ編集部/Uemt)
© Princess Principal Project
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