TVアニメ「ドラえもん」の珍曲?迷曲?変わったOP&ED集

2017年7月12日 11:05

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TVアニメ「 ドラえもん 」の珍曲?迷曲?変わったOP&ED集©藤子プロ・小学館 ©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK

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 みなさんの思うTVアニメ『 ドラえもん 』の歌といえばなんですか?

 やはり長期にわたって主題歌となっていた「ドラえもんのうた」でしょうか。最近のシリーズの定番曲「夢をかなえてドラえもん」を挙げる人も多いでしょうTVアニメの「ドラえもん」シリーズは歴史も長いだけあって、それらのメジャー曲の他にも様々なOP曲やED曲が起用されてきました。

 今回はドラえもんの歴代OP・ED曲から一風変わった曲を紹介します。

■ぼくドラえもん2112(from大山のぶ代・こおろぎ’73)


 1970年代末のOP曲となっていたのが「ぼくドラえもん」です。

 歌うのは当時のドラえもん役大山のぶ代さん。『四捨五入』『出前迅速』『ホンワカパッパ』など呪文のような歌詞が続く曲で、ドラえもんの秘密道具の不思議な感じが出ているような一曲です。

 そんな曲が「ぼくドラえもん2112」として90年代末にED曲として復活!しかもそれまでドラえもんのED曲といえば「ぼくたち地球人」や「青空っていいな」、「あしたも♥ともだち」など、長きに渡って健全性が感じられる“良い曲”が続いてきていました。そんな流れからの急な路線変更だったので、曲単体のインパクトをさらに押し上げる結果となりました。

■あぁいいな!(fromW)


 辻希美さんと加護亜依さんの2人組ユニット「W(ダブルユー)」のセカンドシングルであり、大山のぶ代さん時代の最後のエンディングテーマとなったのがこの曲「あぁいいな!」です。

 『ナマズは鱗がない』という奇抜なフレーズの歌詞もさることながら、それに合わせて流れるアニメーションが衝撃的。ドラえもんと雌猫のミーちゃん、そしてナマズの謎の三角関係設定で物語が展開していき、最終的にドラえもんとのび太等レギュラー陣、そしてナマズが手を振る最終カットで番組を締めるという、ドラえもんのED曲の中でも群を抜いて異様さが際立つEDでした。

■ドラえもん のうた(from女子十二楽坊)


 ドラえもんの声優が現在の水田わさびさんにバトンタッチして直後のOPは、前世代の定番ソング「ドラえもんのうた」でした。ですが、この「ドラえもんのうた」はちょっと特別です。当時流行した古楽器演奏グループ“女子十二楽坊”によるインストゥメンタルバージョンになっているのです。インストゥメンタルなのでまったく歌詞は流れてきません。

 楽器の上手さには惚れ惚れするものの、OP曲にしてはちょっぴり盛り上がりに欠けるところが少し気になる一曲でした。アニメシリーズを一新しただけあって、挑戦意欲の感じられるOPだったともいえます。

 皆さんの知っている曲はありましたか?

  TVアニメ「ドラえもん」シリーズは時代ごとに様々な変化を遂げてきている作品です。こういったOPやED曲を切り取ってみると、現在のシリーズとのギャップや当時のトレンドも垣間見えると思います。

 いずれのOP・EDも是非機会があれば映像付きで観てみて下さいね。

 ループものアニメまとめ その1 バブル前夜の『ドラえもん』『うる星やつら』

(あにぶ編集部/ネジムラ)

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