【注目銘柄】キューソー流通システムは高値圏モミ合いから上放れ期待、17年11月期第2四半期累計が計画超の増収増益で通期増額余地

2017年7月8日 16:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 キューソー流通システム<9369>(東1)に注目したい。チルド・冷凍食品分野の配送に強みを持つ食品物流の最大手である。17年11月期第2四半期累計は計画超の増収増益だった。コンビニなど新規・領域拡大戦略で通期予想に増額余地がありそうだ。株価は好業績を評価し、上場来高値圏でのモミ合いから上放れの展開が期待される。

■17年11月期第2四半期累計は計画超の増収増益、通期予想に増額余地

 17年11月期第2四半期累計(12月~5月)連結業績は、売上高が前年同期比3.4%増の777億23百万円、営業利益が同11.9%増の23億77百万円、経常利益が同5.6%増の24億円、純利益が同28.1%増の12億92百万円だった。計画超の増収増益だった。

 共同物流事業は既存取引減少で0.3%増収にとどまったが、新規・領域拡大に伴う利益増や運送業務合理化・保管効率化などで23.4%増益だった。専用物流事業はコンビニやチェーンストアなど新規・領域拡大の効果で11.6%増収、1.2%増益だった。

 通期連結業績予想は据え置いて(個別利益予想は7月5日に増額)売上高が16年11月期比2.3%増の1565億円、営業利益が同5.3%増の51億円、経常利益が同1.0%減の50億円、そして純利益が同6.4%増の27億50百万円としている。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が49.7%、営業利益が46.6%、経常利益が48.0%、純利益が47.0%と概ね順調である。期初時点で下期偏重の計画だったこと、第2四半期累計が計画超だったこと、さらに新規・領域拡大戦略が加速していることを考慮すれば、通期会社予想に増額余地がありそうだ。

■株価は高値圏モミ合いから上放れ期待、上げ足速める可能性

 株価は上場来高値圏2400円~2800円近辺でモミ合う形だが、7月6日には2799円まで上伸する場面があり、レンジ上限に接近している。週足チャートで見ると、13週移動平均線と26週移動平均線を一気に回復して先高感を強めている。好業績を評価して15年7月の上場来高値2936円を試す展開が期待される。これを突破すればモミ合いから上放れの形となって上げ足を速める可能性がありそうだ。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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