杉田祐一、マナリノにフルセットで逆転惜敗、ウインブルドン2回戦

2017年7月7日 10:25

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 6日、イギリス・ロンドンで行われたテニスのウインブルドン大会男子シングルス2回戦に杉田祐一が登場した。世界ランキング51位のアドリアン・マナリノ(フランス)と対戦、1-6、7-5、6-4、6-7(2-7)、2-6のフルセットの末、敗れた。
マナリノは先週のアンタルヤ・オープン(トルコ)で、杉田が日本男子史上3人目のツアー優勝を果たした時の決勝戦の相手だった。今大会ではリベンジを食らった格好となったが、杉田は初の4大大会2回戦で手応えを感じる試合だった。

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 第1セットはマナリノのペースで展開し第3ゲーム、第5ゲーム、第7ゲームと連続ブレークされ1-6で奪われる。第2セットもそのままの流れで第2ゲームをブレークされ0-3と9ゲームを連続して取られ圧倒された。しかし第7ゲームで初ブレークに成功すると第11ゲームもブレークし逆転で7-5とセットを奪い返す。第3セットも粘り強くラリーを続けマナリノのミスを誘い出し、セットカウント2-1と逆転する。

 第4セットはお互い粘り合ってタイブレークになるが、6-7(2-7)で押し切られる。勝負の第5セットとなったが、杉田は第5ゲームをブレークされると最後まで流れを変えられず惜しくも逆転負けを喫した。

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