北、ICBM発射実験成功と発表 高度2500キロ超か

2017年7月4日 21:03

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記事提供元:エコノミックニュース

 北朝鮮の朝鮮中央放送は4日午後3時(日本時間の同日午後3時半)に特別重大報道として、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験に成功した、と伝えた、と韓国・聯合ニュースが報じた。

 同日午前9時39分ころに北朝鮮が西岸から発射したミサイルを指しているとみられる。聯合ニュースは韓国政府の見方として「高度は2300キロ以上」と分析し、「別の消息筋は最高高度2500キロ以上の可能性もあるとしている」と報じた。

 また、専門家の話として「ミサイルが通常の角度で発射される場合では飛行距離は7000キロから8000キロ以上となり、米国本土に届く大陸間弾道ミサイル級と推定した」と伝えた。

 日本の防衛省は今回の弾道ミサイル最高高度について「2500キロを大きく超える高度に達し、約40分間、約900キロ飛翔し、我が国の排他的経済水域(EEZ)内の日本海上に落下したと推定される」と発表。「我が国の安全保障に対する重大な脅威」とした。(編集担当:森高龍二)

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