映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』コリン・ファース復活

2017年6月27日 11:01

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記事提供元:ファッションプレス

 映画『キングスマン』の続編となる『キングスマン:ゴールデン・サークル』の日本公開が決定。全米では、2017年9月22日(金)に公開される。

■新世代スパイアクション再び

 表の顔は、ロンドンの高級テーラー。しかしその実態は、どの国にも属さない世界最強のスパイ機関だった…!スマートなスーツに身を包んだ英国紳士がみせるキレ味鋭いアクションと、ギミック満載のスパイ道具の数々や、スピード感とウィットに富んだストーリーが世界を熱狂させ、興行収入4億ドルを超えるメガヒットを記録した映画『キングスマン』。

■キングスマン壊滅?続編ではアメリカのスパイ機関と共闘へ

 その続編となる本作『キングスマン:ゴールデン・サークル』では、スパイ機関“キングスマン”の拠点が、謎の敵ゴールデン・サークルの攻撃により壊滅。残されたのは、前作で一流のエージェントに成長した主人公エグジー(タロン・エガートン)と、教官兼メカ担当のマーリン(マーク・ストロング)のみとなってしまう。敵を追い、同盟を結ぶスパイ機関“ステイツマン”の協力を得るためアメリカに向かう二人。しかし、表ではバーボン・ウイスキーの蒸留所と最高級のバーボンを提供する店を経営しているステイツマンは、英国文化に強い影響を受けたキングスマンと対照的に、コテコテにアメリカンなチームだった…。彼らは文化の違いを乗り越えて、ゴールデン・サークルが企む陰謀を阻止することができるのか?

■タロン・エガートンらメインキャスト続投、チャニング・テイタムら新キャストも

 キャストには、タロン・エガートン、マーク・ストロングなど前作からのメンバーに加えて、一風変わったアメリカのスパイ機関ステイツマンのメンバーとして、チャニング・テイタム、ジェフ・ブリッジス、ハル・ベリーが参戦。さらに壮大な陰謀を企む謎の組織ゴールデン・サークルのボスにジュリアン・ムーア、まだ役柄は謎に包まれているがエルトン・ジョンも名を連ねるなど、キャスト陣も豪華にパワーアップ。

■コリン・ファース演じるハリーがまさかの復活?

 そして大きな話題となっているのが、前作のもう一人の主人公ともいえる、コリン・ファース演じるハリーが驚きの復活を果たすかもしれないこと。前作で命を落としたと思われたハリー。ハリーらしき人物は、左目に眼帯をしてはいるものの、優雅に髭を剃っている姿が伺える。ヴォーン監督は、「ハリーは戻ってくる。しかし、彼は私たちが知っているハリーではないんです。彼はハリーだが、”ガラハッド”(=ハリーのコードネーム)ではない」と明かしている。このハリーに似た人物がストーリーの大きな鍵となりそうだ

■英・米スパイ機関の対照的なファッションに注目

 前作では労働者階級のチンピラ風だったエグジーは、すっかりキングスマンの一流エージェントに。スーツやオレンジのタキシードをスマートに着こなす姿が印象的だ。また、『G.I.ジョー』『マジック・マイク』の肉体派俳優チャニング・テイタムが演じるステイツマンのシークレットエージェント・テキーラのカウボーイハットにGジャンのアメリカントラディショナルなスタイルや、ジェフ・ブリッジスが演じるステイツマンのリーダー・シャンパンの無骨な風貌、ハル・ベリー扮するメカニック担当のジンジャーなど、全員お酒にまつわるコードネームを持つステイツマンのメンバーの、キングマン一派とは対象的なアメリカンファッションにも注目。

■監督は『キックアス』のマシュー・ヴォーンが続投

 監督には『キックアス』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』など、映画ファンを裏切らない監督として定評のあるマシュー・ヴォーンの続投が決定。前作の世界観はそのままに、新世代スパイアクションがさらなる進化を遂げてスクリーンに帰ってくる。

■作品情報

 映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』日本公開日:未定全米公開:2017年9月22日(金)監督:マシュー・ヴォーン出演:コリン・ファース、ジュリアン・ムーア、タロン・エガ―トン、マーク・ストロング、ハル・ベリー、エルトン・ジョン、チャニング・テイタム、ジェフ・ブリッジス原題:Kingsman: The Golden Circle© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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