NY原油:続伸で43.01ドル、原油協調減産順守率の上昇を好感

2017年6月24日 08:45

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記事提供元:フィスコ


*08:45JST NY原油:続伸で43.01ドル、原油協調減産順守率の上昇を好感
NY原油先物8月限は続伸(NYMEX原油8月限終値:43.01 ↑0.27)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は前日比+0.27ドルの43.01ドルで取引を終えた。前日に続いて短期筋などのポジション調整的な買いが入ったようだ。ただし、週間ベースでは3%超下げており、原油安の基調は変わっていない。


この日は売りが先行したが、石油輸出国機構(OPEC)の監視委員会は22日、5月の減産順守率は協調減産の開始以降で最高となる106%に達したと発表しており、原油先物のショートポジションを買い戻す動きが観測された。なお、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが23日午後に発表した国内石油掘削リグ稼働数は前週比+11基の758基となった。《MT》

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