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臨時国会召集要求には与党と相談 菅官房長官
記事提供元:エコノミックニュース
菅義偉官房長官は学校法人加計学園(岡山市)の大学への獣医学部新設を巡る疑惑に関して民進党など野党4党が臨時国会召集を求めるなどする一方、与党の公明党の山口那津男代表も「必要であれば国会閉中審査を開くなど、適切な措置を国会としても検討頂きたい」と語ったことの受け止めを記者団に聞かれ「閉会中審査は、まさに、国会でお決めになることなので、政府としてはコメントすべきことではないと思う」とした。
そのうえで、菅官房長官は「政府として、国会から求められることがあれば、丁寧に、分かり易い説明を行うなど、真摯に対応していきたい」と与党、特に防護壁ともいうべき自民党の対応を踏まえた、無難な回答を行った。
憲法53条に基づく野党の臨時国会召集要求については「与党と相談しながら(対応を)決めていくことになる」とした。
菅官房長官は萩生田光一内閣官房副長官が昨年10月21日に文科省の常盤豊高等教育局長と面会した際のやり取りを専門教育課の課長補佐が記録したものとされる文書について「文科大臣が、メモの内容は正確性において、著しく欠いている、としている」とし、萩生田官房副長官は内容を否定していることをあげ、総理が会見で言った「今後、新たな指摘があれば」に該当するものではないと言いたげだった。(編集担当:森高龍二)
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