概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値上がり、中国人民銀行(中央銀行)の資金供給がポジティブ

2017年6月8日 10:36

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記事提供元:フィスコ


*10:36JST 概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値上がり、中国人民銀行(中央銀行)の資金供給がポジティブ
【ブラジル】ボベスパ指数 63170.73 +0.34%
7日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比216.04ポイント高(+0.34%)の63170.73で取引を終えた。63636.64まで上昇した後、一時62911.55まで下落した。

高く寄り付いた後は上げ幅を縮小させ、その後は前日の終値近辺でもみ合った。内需関連の買いが広がったことが指数を押し上げた。一方、指数の上値は重い。原油価格の急反落が資源セクターの圧迫材料となった。また、テメル大統領の弾劾手続きが進んでいるとの報道も足かせとなった。

【ロシア】MICEX指数 1868.42 -0.09%
7日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMICEX指数は前日比1.62ポイント安(-0.09%)の1868.42で取引を終了した。1889.45から1867.97まで下落した。

中盤に上値を追う展開を示したが、その後は再び売りに押された。ブレント原油価格がさえない動きを示したことが足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。成長見通しの上方修正が支援材料となった。経済協力開発機構(OECD)は最新リポートで、2017年のロシアの成長予想をこれまでの0.8%から1.4%に上方修正した。

【インド】SENSEX指数 31271.28 +0.26%
7日のインドSENSEX指数は小反発。前日比80.72ポイント高(+0.26%)の31271.28、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同26.75ポイント高(+0.28%)の9663.90で取引を終えた。

後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、終盤に再び買い戻された。今年のモンスーン(雨季)の降雨量に対するポジティブな見通しが支援材料。インド気象局はこのほど、今年のモンスーン降雨量が平年値の98%になると予測した。これは従来予想(平年値の96%)を上回る。また、外国人投資家(FII)の買い継続なども好感された。FIIはこの日までに3日連続の買い越しとなった。

【中国本土】上海総合指数 3140.32 +1.23%
7日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比38.20ポイント高(+1.23%)の3140.32ポイントと続伸した。

中国人民銀行(中央銀行)の資金供給がポジティブ。人民銀は7日、リバースレポを通じ、一週間ぶりの高水準となる計1800億人民元の資金を市中に供給した。上昇基調が続いていた上海銀行間取引金利(SHIBOR)は、翌日物が下落に転じている。中期貸出制度(MLF)を通じ、6日には期間1年の比較的長い資金を金融機関に4980億人民元供給した。人民元レートの上昇基調もプラス。中国人民銀行(中央銀行)は7日、人民元の対米ドル基準値を6営業日連続で元高方向に設定した。上海外国為替市場では、人民元相場が約7カ月ぶりの元高水準で推移している。《NH》

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