【注目銘柄】うるるは上場来高値圏、18年3月期大幅増収増益予想を評価

2017年6月7日 16:24

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 うるる<3979>(東マ)に注目したい。クラウドを活用した入札情報速報サービス「NJSS」などを展開し、17年3月新規上場した。18年3月期大幅増収増益予想である。株価は上場来高値圏だ。目先は上げ一服でも、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期大幅増収増益予想

 クラウドワーカーを活用するCGS(Crowd Generated Service)事業の入札情報速報サービス「NJSS」を主力として、BPO事業、およびクラウドソーシング事業を展開している。

 18年3月期連結業績予想は、売上高が17年3月期比26.0%増の21億69百万円、営業利益が同2.1倍の5億05百万円、経常利益が同2.3倍の5億04百万円、純利益が同44.8%増の3億50百万円としている。

 CGS事業が23.1%増収、BPO事業が31.5%増収と伸長する計画だ。CGS事業では入札情報速報サービス「NJSS」の有料契約件数が増加基調である。増収効果で人件費増加などを吸収して大幅増益予想だ。

■株価は上場来高値圏、目先上げ一服でも好業績を評価

 株価は4月12日安値2950円から切り返し、ほぼ一本調子に6月1日の上場来高値5600円まで上伸した。その後は利益確定売りで一旦反落したが自律調整の範囲だろう。日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドの形だ。目先は上げ一服でも、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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