サッカー日本代表、秘密兵器「加藤恒平」が選出

2017年5月26日 08:11

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 25日、日本サッカー協会(JFA)は6月13日のFIFAワールドカップロシア大会アジア最終予選イラク戦に臨む日本代表選手を発表した。この中にほぼ無名の選手、MF加藤恒平の名があった。

 メンバーからは、常連のGK西川周作(浦和)、DF森重真人(FC東京)、MF清武弘嗣(C大阪)、FW宇佐美貴史(アウクスブルク)が落選した。一方、FW乾貴士(エイバル)が約2年ぶりに招集された。代表初選出には、GK中村航輔(柏)、DF三浦弦太(G大阪)、DF宇賀神友弥(浦和)、加藤恒平(ベロエ・スタラ・ザゴラ)と4名が選ばれた。

 この中で秘密兵器とされる加藤は、現在27歳でブルガリア1部のベロエ・スタラ・ザゴラに所属。

 ジェフユナイテッド千葉ユースから立命館大学に進学し、2012年にJ2だったFC町田ゼルビアに練習生から加入。リーグ戦29試合に出場するも同年、クラブのJFL降格にともない退団する。

 2013年夏からモンテネグロ1部のルダル・プリェブリャに加入、2014-15シーズンにはクラブも優勝しリーグベストイレブンに選出される。2015年にポーランド1部のポドベスキジェ・ビェルスコ・ビャワへ、2016年からベロエ・スタラ・ザゴラに所属している。今シーズンはリーグ戦28試合に出場、1得点だがボールを奪える人材としてハリルホジッチ監督の目に留まったようだ。

 今回の招集メンバーでテストマッチとして6月7日には東京スタジアムでキリンチャレンジカップ2017シリア戦が行われる。ここで加藤がどんなパフォーマンスをするのか試されるかもしれない。

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