概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は5日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まる

2017年5月15日 13:51

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記事提供元:フィスコ


*13:51JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は5日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まる
【ブラジル】ボベスパ指数 68221.94 +1.01%
12日のブラジル株式市場は4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比684.32ポイント高(+1.01%)の68221.94で取引を終えた。68428.74まで上昇した後、一時67536.28まで下落した。

買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、その後は高値圏でもみ合った。インフレの落ち着きに伴う利下げ期待が高まっていることが引き続き好感された。また、中国の景気対策への期待が高まっていることも、資源の需要増加観測を高めた。北京市で14日、中国が掲げるシルクロード経済圏構想「一帯一路」に関する初の国際会議が開幕した(15日に閉幕)。

【ロシア】MICEX指数 1994.58 -0.40%
12日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は前日比7.96ポイント安(-0.40%)の1994.58で取引を終了した。2004.03から1983.83まで下落した。

終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。原油価格の下落を受け、資源セクターに売り圧力が強まった。また、通貨ルーブル高の進行も輸出資源大手の利益縮小懸念を高めた。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正が引き続き好感された。
【インド】SENSEX指数 30188.15 -0.21%
12日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反落。前日比62.83ポイント安(-0.21%)の30188.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同21.50ポイント安(-0.23%)の9400.90で取引を終えた。

小幅高で寄り付いた後は売りに押され、その後は狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、この日の取引終了後に4月の消費者物価指数(CPI)と鉱工業生産が発表される予定となり、見極めるムードが強い。なお、4月のCPI上昇率(前年同月比)は2.99%となり、前月の3.89%(改定値)から一段と鈍化した。また、同月の鉱工業生産は同2.7%の増加となり、前月の1.2%の減少と市場予想の1.5%の増加を上回った。


【中国本土】上海総合指数 3083.51 +0.72%
12日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比22.01ポイント高(+0.72%)の3083.51ポイントと続伸した。

中国人民銀行(中央銀行)の資金供給が支援材料。人民銀は12日、金融政策ツールの一種である「中期流動性ファシリティ(MLF)」を通じ、4590億人民元(約7兆5735億円)を市場に供給したと発表した。金融当局が流動性確保に動いたと歓迎されている。政策期待も高まる状況。「一帯一路」(中国が掲げるシルクロード経済圏構想)に関する初の国際会議は、今月14~15日に開催される。本土景気の先行き不安や、金融当局の監督管理強化などが懸念され小安く寄り付いたものの、指数は上げ幅を徐々に広げた。《NH》

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