【注目銘柄】マクニカ・富士エレホールディングスは18年3月期増収増益予想を好感して上場来高値更新の展開

2017年5月9日 11:49

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

為替レートが想定よりも円安で推移したこと、産業機器市場において半導体の需要が回復したこと、セキュリティ関連を中心に粗利率の高いネットワーク事業が好調に推移したことで、売上高、利益とも計画を上回った。経常利益は為替差損の影響で減益、純利益は負ののれん発生益一巡で減益だが、売上総利益率が改善し、営業利益は減益予想から一転して増益での着地となった。

 18年3月期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比5.4%増の4200億円、営業利益が同6.0%増の111億円、経常利益が同14.2%増の110億円、純利益が同4.1%増の68億円としている。セキュリティ関連ビジネスが伸長する見込みだ。

 株価は、17年3月期増額修正を好感して4月の直近安値圏1400円台から切り返し、さらに18年3月期増収増益予想を好感して2月高値1719円を突破し、5月8日には経営統合後の上場来高値となる1815円まで上伸し、本日9日も1841円まで上げている。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返して13週移動平均線を突破した。サポートラインを確認して強基調へ回帰した形だ。上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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