過熱警戒も押し目待ちに押し目なしの需給状況に/東京株オープニングコメント

2017年5月9日 08:36

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記事提供元:フィスコ


*08:36JST 過熱警戒も押し目待ちに押し目なしの需給状況に
 9日の日本株市場は売り買い交錯ながらも、先高観の強い相場展開になりそうだ。8日の米国市場ではNYダウ、ナスダックともに小幅に上昇。フランス大統領選で欧州連合(EU)との協調路線をとるマクロン氏が勝利したが、予想通りの結果となり、相場への影響は限定的だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円高の19915円。円相場は1ドル113円25銭辺りでの推移となっている。

 米国市場のこう着は想定内であろう。一方で、シカゴ先物は高値圏での推移となっているほか、円安が安心感につながりやすいと考えられる。決算発表が本格化する中、結果を見極めたいとの模様眺めムードは強まりやすいが、日経平均が2万円に接近する中、決算後のアク抜け期待も高まりやすいだろう。

 昨日は東証1部の売買代金が3兆円を超えていたが、本日も資金流入が強まるようだと、こう着ながらも下値の堅さが意識される。日経平均は年初からのもち合いレンジを一気に突破し、需給状況は改善している。急ピッチの上昇に対する過熱感は意識されそうだが、押し目買い意欲は強く、押し目待ちに押し目なしの需給状況にもなりそうだ。(村瀬 智一)《AK》

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