トヨタが手のひらサイズの小型ロボット「KIROBO mini」を発売

2017年5月8日 07:57

小

中

大

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

トヨタが開発したコミュニケーションパートナー「KIROBO mini」はスマートフォンに専用アプリをインストール、Bluetooth経由で操作する

トヨタが開発したコミュニケーションパートナー「KIROBO mini」はスマートフォンに専用アプリをインストール、Bluetooth経由で操作する[写真拡大]

写真の拡大

 トヨタ自動車<7203>は人とのコミュニケーションを通じて変化・成長していく小型ロボット、「KIROBO mini」を5月10日より販売する。販売店は東京都の東京トヨタ自動車や東京トヨペットなど東京地区全販売店と愛知トヨタ自動車並びに名古屋トヨペットとなる。

 コミュニケーションパートナー「KIROBO mini」は座った姿勢で高さ10センチメートルの手の平サイズ。歩行はできないが話しかけた人の方に顔を向けたり顔や手足を動かしながら雑談のような日常的会話ができる機能を持つ。

 会話を重ねることでパートナーの情報を蓄積すると同時に一緒に出かけた場所を記憶、コミュニケーション能力を成長させるのが特徴のひとつ。また顔を覗き込むとパートナーの表情を読み取り、笑顔や悲しい顔などを判別してその気分に合わせた会話をする機能も備えている。

 「KIROBO mini」の名称で思い出されるのが2013年8月に世界初のロボット宇宙士となった「キロボ」だ。日本人初のISS船長、若田光一氏との会話実験のために作られた小型ロボットで、東京大学とロボ・ガレージ、トヨタと電通<4324>の共同プロジェクトKibo Robot Projectによって開発された。

 「キロボ」で音声認識を用いたロボットの知能化を担当したのがトヨタ。「KIROBO mini」には「キロボ」で培った技術が活かされている。

 トヨタはこれまでに医療介護支援や移動支援など人の役に立つパートナーロボットの開発を進めてきた。「KIROBO mini」はクルマ作りの根底にある「人に寄り添い、心を動かす」という理念を違う形で具現化する「TOYOTA HEART PROJECT」の一環。

 「KIROBO mini」のコミュニケーションデータは操作するスマートフォンを通じて独自のサーバに保存される。コミュニケーションサーバはトヨタホームのエネルギー管理システムなどのサーバにリンクできることから、家の電気利用状況を始め、各種サービスの情報をパートナーに連絡することも可能だ。小さなボディに秘められた将来性は大きい。(編集担当:久保田雄城)

■関連記事
リハビリ支援ロボットのレンタルを開始するトヨタ自動車
「STEM教育」重視の母親、約7割で対策済み プログラミング教育必修化の認知は約4割
「テクノフロンティア2017」開幕、ますます進化するドローン
日本の平均的な企業はデジタルイノベーションに消極的
伸長するコミュニケーションロボット市場 16年度は前年度比65.2%増の39億4,100万円の見込み

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連キーワードトヨタロボット東京大学介護電通キロボ(KIROBO)トヨタホーム

関連記事

広告