SpaceX、Falcon 9ロケット打ち上げから第1段着陸までを地上から追った映像公開

2017年5月4日 07:08

印刷

記事提供元:スラド

SpaceXは1日、Falcon 9ロケットによる米偵察衛星NROL-76の打ち上げミッションをケネディ宇宙センターLC-39Aで実施した(The Vergeの記事Ars Technicaの記事米国家偵察局のニュース記事Webキャスト動画)。

打ち上げは成功し、ロケット第1段は約9分後にケープカナベラル空軍基地LZ-1に着陸。回収も成功した。SpaceXが米軍のミッションを行うのは今回が初めてだ。

軍事衛星の打ち上げということもあり、目標軌道などの詳細は明らかにされておらず、通常は切り離し後にWebキャストで流されるロケット第2段搭載カメラからの映像も公開されていない。そのかわり、ロケット第1段を打ち上げから着陸までを地上のカメラで追った初の映像が流された。

管制センターの映像や第1段搭載カメラの映像のみに切り替わる部分もあるが、切り離し後の第1段が方向を変えてスラスターの噴射を繰り返しながら高度165kmまで上昇を続ける様子や、再突入時や着陸時にロケットを噴射する様子などが確認できる。

 スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | 軍事 | サイエンス | 宇宙 | アメリカ合衆国

 関連ストーリー:
SpaceX、Falcon 9ロケット第1段の再利用・再回収に成功 2017年04月01日
SpaceX、2018年に民間による月周回飛行を行うと発表 2017年03月01日
SpaceX、歴史的な発射台LC-39AからのFalcon 9ロケット打ち上げに成功 2017年02月21日
SpaceXが5か月ぶりのFalcon 9ロケット打ち上げ、海上での回収も成功 2017年01月15日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事