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新車販売台数、4月は前年同月比9.2%増、6カ月連続プラス
昨年、三菱自動車による燃費不正の影響を受けた日産の軽自動車は大幅増となった。写真は昨年12月にマイナーチェンジされた日産デイズルークス。(日産の発表資料より)[写真拡大]
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)は1日、4月の新車販売台数をそれぞれ発表。4月の新車販売台数(軽自動車含む)は、前年同月比9.2%増の35万4,750台となり、6カ月連続で前年実績を上回った。4月は登録車(普通乗用車、小型乗用車、普通貨物車、小型貨物車、バス)、軽自動車(乗用車、貨物車、ボンネットバン、キャブオーバーバン、トラック)共に好調で、特に軽自動車は前年同月の実績を大幅に超える結果となった。
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登録車の新車販売台数は、前年同月比5.4%増の22万4,220台となり、9カ月連続で前年越えとなった。登録車のうち、乗用車については「普通乗用車」が同3.6%増の9万7,719台、「小型乗用車」が同8.8%増の9万8,155台。貨物車については、「普通貨物車」が同3.8%減の9,784台、「小型貨物車」が同3.0%増の1万7,427台。「バス」は同6.9%増の1,135台。4月は普通貨物車の販売がやや振るわなかった。
軽自動車の新車販売台数は、前年同月比16.5%増の13万530台と前年実績を大幅に上回る形となった。大幅増の背景には、前年4月に軽自動車の燃費不正問題が発覚して日産と三菱の軽自動車が販売停止となっていた影響がある。しかし販売停止をしていないスズキ、ダイハツが共に前年実績を大きく上回っており、総じて4月は軽自動車の新車販売は好調だったと言える。軽自動車は15年春の増税があって以来売れ行きが伸び悩んできたが、徐々に回復傾向を見せつつある。
軽自動車のうち、「乗用車」は同19.7%増の10万1,412台、「貨物車」は同6.5%増の2万9,118台、「ボンネットバン」は同0.2%減の1,638台、「キャブオーバーバン」は同5.1%増の1万3,849台、「トラック」は同8.8%増の1万3,631台だった。
ブランド別の新車販売台数を見ると、登録車では日産(前年同月比21.7%増)、トヨタ(同20.4%増)、ホンダ(同14.3%増)等が好調。軽自動車では日産(同121.2%増)、三菱(同88.5%増)、トヨタ(同28.5%増)、ダイハツ(同20.1%増)、スズキ(同6.1%増)が好調だった。(記事:荒川・記事一覧を見る)
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