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にゃにゃにゃー!!和みと癒しの可愛いこま撮り猫アニメ『こまねこ』
にゃにゃにゃー!!和みと癒しの可愛いこま撮り猫アニメ『 こまねこ 』(C)Copyright こまねこフィルム/パートナーズ[写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
いつも、「熱血アニメ列伝」を読んでくださっている皆様、こんにちは。
今月は、諸々の事情で「熱血」の方は更新お休み。その代わり、と言う訳ではありませんが、ある意味で物凄く珍しいジャンルのアニメ作品を今回はコラムで書いていこうと思います。
その作品は『こまねこ』です!
あすかさんの、熱血と双璧を為す「好き要素」の一つである「猫」ジャンルでもある本作品。まずはその概要から!
■ある意味芸術作品?ジャンル「こま撮りアニメ」『 こまねこ 』とは?
このアニメは、NHKのマスコットキャラクターでも知られる「どーもくん」を手がける合田経郎さんの作品で、1コマ1コマ静止画を撮影して、それを繋ぎ合わせてアニメーションとする手法「こま撮り」で全編が作られています。
人形で作られた可愛いキャラクター達を、1コマ1コマ撮影していき、あたかも生きているかのようなアニメーションに仕上げるのには、気の遠くなるような時間がかかるとされています。
メイキングでも語られていますが、1日に作れるのが数秒という、本当に永遠にも感じられる手間がかかるこのアニメーション。この途方も無い手間は商品というよりかは、もう芸術作品と言っても過言ではないでしょう。
でも、だからこそ、この作品のキャラクター達の動きには、普通の紙で描かれたアニメーション作品にはない、不思議な魅力があります。
主人公は「こまちゃん」と呼ばれている、女の子の猫ちゃん。コマ撮りをするのが趣味の猫なので「こまねこ」という作品名が付けられています。
最初の作品『はじめのいっぽ』は、まだ恋に恋するようなこまちゃんが、人形を作り、それで色々な苦労を重ねて一本の「こま撮り映画」を作る、というだけのストーリーです。
しかし、この作品を一回見た自分は(猫好きと言うのもありますが)、まさに心を鷲掴みにされてしまいました。
今回は、いつもの作品内容のうんちく的なコラムでは、無粋だと思いますので、次項からは、僕、あすかつぐよしが実際にこの作品を見た際のエピソードを紹介します。
■著者大号泣!『こまねこ』は可愛いだけの猫アニメにあらず!
先ほども書きましたが、最初の作品『はじめのいっぽ』を見た、このコラムの著者あすかつぐよし(以下、あすかさんで表記します)。
あすかさんには奥さんがいるのですが、確かこの作品を「見ろ!」と勧めてきたのは、妻で、しかしそのハマり具合は、あすかさんの方が物凄い勢いでございました。
DVDが発売されれば、速攻購入。最初の『はじめのいっぽ』のDVDリリースの年には長編『こまどり映画 こまねこ』が全国で上映されました(上映時間1時間ほど)。
この上映には、勿論鼻息荒く、妻と見に行ったあすかさん。
映画は本当に大満足の出来でした。上映は、大きなスクリーンで改めて見る『はじめのいっぽ』から始まり(多分、この作品を初めて見る方への配慮だと思いますが)、新キャラクターの「ラジボー」などが出てくる作品が続きます。
どのキャラクターも本当に可愛くて、見ているだけでほのぼのとしていきますが。この作品、ただ「可愛い~♪」で終わるアニメじゃなかった!
それは、上映の最後の作品『ほんとうのともだち』の時のことです。ストーリーを書いてしまうとネタバレになるので割愛しますが、その終盤、あすかさんは大号泣!
一緒に横で見ていた妻がガチで驚いたそうです(笑)。終了直後「あなた、そんなに純粋だったのね……」と言われたのは、ちょっと小一時間ぐらい問い詰めたかったですが!どういう意味だw
ストーリー的には、本当に他愛の無い話なんですよ。でも、多分この「こま撮り」と言う手法で描かれている、人形達がかもし出す雰囲気と言いますか。
その独特さに、「この人形達が本当に生きているようだ」と思わせる作品のクオリティが、あすかさんを大号泣させた原因の一つだったのではないか、と。今思い返すとそんな事を考えてしまいます。
ただ、この作品には「ただの可愛いだけじゃない」深みがあると信じてやまないのは、あすかさんだけではないでしょう。
実際、この映画公開後の感想などをネットで見てみると、号泣していた方が結構見かけられたので、あすかさんの純粋さには、若干疑問が残る結果になりましたが(笑)。
そう言った作品に潜む「深み」も含めて、この『こまねこ』は是非見てみたい作品の一つなのです。
■TSUTAYAさんでレンタル可能!視聴時間も短いので是非!
最後の締めとして、この作品の感想などを検索かけていた時のエピソードを、一つ紹介して終わりたいと思います。
ネットで、見つけた『こまねこ』の感想ブログ。その記事のタイトルに、あすかさんは物凄い衝撃を受けました。
「超絶なゴミ映画!」
と、その記事のタイトルには書かれていたのです。あまりのひどい言葉に、あすかさん、物凄く憤慨!思わず、先ほども登場した妻にこのブログの事を話します。
どれどれ、とそのブログを読んだ妻は、しばしの沈黙の後、
「あのさ……これ多分……」
と、少し言いにくそうに僕に告げたのでした。
もしかしたら、勘の良い方は落ちに気がついたかもしれませんが。そう、このブログの記事のタイトルは実際にはこう書いてあったのです。
「超絶なごみ(和み)映画!」
と……!全部ひらがなで書いてあったブログ記事のタイトルにあすかさん、勘違いしてしまったのでした。
ブログの内容は『こまねこ』をむっちゃ絶賛していたので、おかしいな、とは少し思ってたのですが。いや、気付こうよ、当時の俺。
あすかさんのバカさ加減は置いておいて、この作品は一見の価値があるのは間違いありません。
ただ現在調べたところ配信では見る事は難しいようです。DVDを実際に購入するか、TSUTAYAさんでDVDをレンタルすれば見る事が可能かと思われます。
視聴時間も続編の『こまねこのクリスマス ~迷子になったプレゼント~』を合わせても1時間20分ほど。是非、可愛いけれど深い作品『こまねこ』の魅力を存分にご堪能下さいませ☆
(あにぶ編集部/あすかつぐよし)
(C)Copyright こまねこフィルム/パートナーズ
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