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オリエンタルランド、中期経営計画でディズニーランドの大型投資を発表
2017~20年度の主な取り組み(オリエンタルランド発表資料より)[写真拡大]
オリエンタルランドは27日、2020年度までの中期経営計画を発表した。同社ではこの時期を、更なる成長に向けた重要な期間と位置付け、長期持続的なテーマパークの成長のための事業基盤を形成するとしている。
同社によると、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの入園者数が13年度から4年連続で3,000万人レベルを達成し、想定よりも速いペースで入園者数が高まりを見せている。また、営業キャッシュ・フローも3,372億円を達成し、目標の2,800億円を大幅に上回る結果になったという。
今後のレジャー市場環境は、訪日外国人旅行者数の増加などが想定されているが、一方では国内若年層人口の減少、労働人口の減少なども想定されており、環境の変化への対応に取り組まなければならないとしている。
同社ではコア事業である東京ディズニーリゾートにおける高い満足度を目指し、20年度には「入園者数過去最高」「営業キャッシュ・フロー過去最高」を目指すとしている。
開園以来、最大規模となるディズニーランドの大規模開発をはじめ、幅広い世代が一緒になって楽しめるエリアやアトラクションをランドとシーの両テーマパークに導入する。ランドには「美女と野獣エリア(仮称)」「ライブエンターテイメントシアター」「ベイマックスをテーマにした新アトラクション」「新キャラクターグリーティング施設」を20年の春に導入する。シーには、大型アトラクション「ソアリン(仮称)」を19年度に導入する。
さらに、モバイルを活用してショッピングやパーク内外でさまざまなサービスが利用できるアプリの開発などを行うとともに、高い満足度を実現するためにスタッフのホスピタリティを向上させる。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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