日本エスコンは株主の要望を取り入れ優待を拡充と発表し戻り高値

2017年4月26日 10:09

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■千株の株主と5千株が同額では・・・と5千株から1万株未満の層を拡充

 日本エスコン<8892>(東1)は26日、取引開始後に392円(7円高)をつけ、出直りを強めて戻り高値に進んだ。26日朝、株主優待制度の一部変更を発表し、株主総会での株主の要望を取り入れ、保有株数5000株から1万株クラスの投資家に優遇策を設け、さらに2年以上保有の優待を拡充するとしたことが好感されている。業績は好調で、今期・2017年12月期の純利益は10年前の最高益に迫る見込み。PERは6倍台で割安感が強い。

 現行の優待は、保有株数による優待の区分が「1000株以上1万株未満」の株主にはクオカード1000円分を、「1万株以上」の株主には同3000円分を贈呈している。発表によると、先の定時株主総会で、5000株以上の株主を考慮してほしいといった要望があり、新たに5000株以上1万株未満の株主には同2000円分を贈呈するとした。さらに、各保有層とも、2年以上保有する場合には優待額を増額する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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