【株式市場】地政学的リスクあるが円高要因の後退など好感され日経平均は大幅続伸

2017年4月24日 15:47

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の終値は1万8875円88銭(255円13銭高)、TOPIXは1503.19ポイント(14.61ポイント高)、出来高概算(東証1部)は19億2119万株

 24日後場の東京株式市場は、明日・25日が北朝鮮の建軍記念日のため様子見気分はあったが、フランス大統領選でのEU残留派候補の優勢を受けて円高要因は後退したとされ、ソニー<6758>(東1)などが本日の高値圏で推移。日経平均も、朝方につけた289円58銭高(1万8910円33銭)は抜けなかったが上げ幅260円前後を保って強調推移となった。大幅続伸。ただ、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は安い。

 後場は、新光電気工業<6967>(東1)が前週末の業績予想の増額修正を材料に一段高となり、リンクバル<6046>(東マ)は出会い系イベントなどで小子化対策銘柄とされて出直り拡大。フォーサイド<2330>(JQS)は前期の完全黒字化に続き根気の業績拡大などが期待されてで直り拡大。細谷火工<4274>(JQS)は北朝鮮の建軍記念日に何か起こるといった憶測が言われて後場ストップ高。

 東証1部の出来高概算は19億2119万株(前引けは10億1778万株)、売買代金は2兆1193億円(同1兆783億円)。1部上場2016銘柄のうち、値上がり銘柄数は1534(同1522)銘柄、値下がり銘柄数は381(同374)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けも30業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、陸運、精密機器、建設、医薬品、その他製品、水産・農林、サービス、銀行、食料品、電気機器、パルプ・紙、などだった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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