中村俊輔、豪快ミドル弾炸裂！磐田が鹿島に3-0で圧勝

　22日に行われたサッカーJ1第8節で、ジュビロ磐田は中村俊輔の豪快なミドルシュートなどによりホームの鹿島アントラーズに圧勝した。昨シーズンJ2からJ1に戻った名門磐田と昨シーズンJ1王者鹿島の対戦は、中村の2得点に絡む活躍もあり3-0で磐田が制した。磐田はアウェイでありながら序盤から攻勢を仕掛け続け2点を先行、鹿島の反撃を粘り強く凌いだ守備陣の踏ん張りも圧勝の要因だ。

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　前半15分、中村が右サイドでDFを引きつけたところでオーバーラップしてパスを受けた櫻内渚のクロスを川又堅碁がヘッドで先制する。しかし20分、磐田の守護神GKカミンスキーが接触プレイで負傷交代し、早くも交代枠が一枚減ってしまう厳しい展開になる。このわずか1分後、鹿島の中途半端なクリアボールを中村が左足でミドルシュートしバーを叩きながらもゴール右隅に突き刺す。右手を高々と上げるパフォーマンスも見せこれで早々と2点差となりムードも磐田に傾くと、後半の79分に川辺駿が3点目を決めた。

　中村は「良い所に転がってきたのでショートバウンドしたところを上手く打てた」と自画自賛していた。急きょゴールを任されたGK八田直樹の好セーブもあった。中村も「挑戦者として臨んだチームの一体感ある守備が出来た、この流れに乗っていきたい」と意気込んでいた。