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【注目銘柄】ティーケーピーは17年2月期大幅増収増益で18年2月期も大幅増収増益予想
ティーケーピー<3479>(東マ)に注目したい。全国の大都市圏を中心に貸会議室や宿泊・研修施設を運営する空間再生流通事業を展開している。4月13日発表した17年2月期連結業績は大幅増収増益だった。そして18年2月期も大幅増収増益予想である。株価は3月27日IPO後の落ち着きどころを探る展開だが、好業績を評価して人気が再燃する可能性がありそうだ。
17年2月期連結業績は、売上高が16年2月期比22.5%増の219億78百万円、営業利益が同34.4%増の26億94百万円、経常利益が同38.1%増の25億52百万円、純利益が同44.5%増の13億52百万円だった。
企業の新卒採用活動や社員教育研修の活発化などで貸会議室需要が高まり、全国の大都市圏を中心とする貸会議室や会議室併設型ビジネスホテルの積極展開で、計画超の大幅増収増益だった。期末の運営貸会議室(宿泊・研修施設含む)は同14.4%増の215拠点、同14.1%増の1752室となった。
そして18年2月期の連結業績予想は、売上高が17年2月期比22.1%増の268億39百万円、営業利益が同21.4%増の32億71百万円、経常利益が同18.4%増の30億21百万円、純利益が同26.1%増の17億05百万円としている。
期末の運営貸会議室(宿泊・研修施設含む)は236拠点、1946室の計画である。新規出店を加速し、パーティや懇親会等の高単価案件の増加、稼働率の上昇も寄与して大幅増収増益予想としている。18年2月期も好業績が期待されそうだ。
株価は3月27日IPO(初値1万560円)で、4月3日の1万3610円まで上伸した後、4月13日の1万40円まで調整した。IPO後の落ち着きどころを探る展開だ。ただし好業績を評価して人気が再燃する可能性がありそうだ。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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