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ディレクター舘かおりが語る「メゾン ド リーファー」新ラインの魅力
モデルの梨花さんがトータルプロデューサーを務める「メゾン ド リーファー」(運営:ジュン)から2017年4月、新ラインがデビューする。ディレクターに就任したのは、ブランド設立当初から旗艦店の東京・代官山店でショップマネージャーを務めてきた舘かおり氏(29)。2015年からは、プレス・企画業務を担当。梨花の“愛弟子”的存在としてブランドの中心で経験を積み、今春ディレクターとしてのキャリアをスタートした舘氏が、自ら新ラインの魅力やビジョンについて語った。
初シーズンとなる2017年春夏コレクションは、フェミニンなレースや透け感のある素材を使ったアイテムに、ストリートカルチャーからインスピレーションを受けたアイテムを組み合わせるなど、ミックス感のあるレイヤードスタイルが中心だ。「全身をストリートアイテムでかためるのではなく、女性らしさをきちんと感じさせるようなスタイリングです。私自身もストリートの要素を取り入れるのが好きなのですが、例えばスエットにデニムを合わせても、どこかにレディライクなものを取り入れるようにしています。新ラインは、20代後半から30代前半の女性たちをメインターゲットにしているのですが、年齢的にも私自身と重なるところがあるので、等身大のスタイルを提案できればと思います」
Tシャツで5,000~6,000円、ボトムスで1万4,000円前後、ワンピースで1万円台後半、アウターが2万円台後半~3万円台と、手に取りやすい価格も特徴だ。「ショップマネージャーとして店舗にいた時代、ステーショナリーやコスメなどの値ごろ感のある商品を集めた「キオスク」業態が若い女性たちの間でとても人気だったのを目にしていました。本ラインのオリジナル商品は、ハイエンドなセレクト商品とともに顧客の方々のニーズをとらえていますが、同時に、20代くらいの女性たちが楽しめるようなアイテムも増えればいいなと考えていました。販売スタッフからスタートした私ならではのアイディアも活かしたいと思っています」。今春夏コレクションを振り返り、「梨花さんやスタッフとともに、色や素材など細かい部分までチェックしながら進めました。時にはダメ出しをされることもありましたが(笑)、来秋冬にはもっと商品を増やしたいと考えています」 と話す。
まずは、4月19日にオープンする博多店(JR博多シティアミュプラザ博多内)とオンラインストアで販売する。博多店は、新ラインと「メゾン ド リーファーキオスク」との併設型ショップとなる。「新ラインの企画を進めているなかで、ちょうど博多店出店のお話をいただきました。大型の駅ビルということもあり、多くの方に新ラインのことを知っていただくチャンスになると思っています。ありがたいことに、現在出店のオファーを多くいただいていて、今後も地方などを中心に出店を進めたいと考えています」
(アパレルウェブ取材・撮影)
※この記事はアパレルウェブより提供を受けて配信しています。
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