関連記事
【注目銘柄】ラクトジャパンは17年11月期第1四半期大幅増益で通期利益予想に増額余地
ラクトジャパン<3139>(東2)に注目したい。乳原料・チーズや食肉加工品の食品専門商社である。4月12日発表した17年11月期第1四半期の連結業績は大幅増益だった。通期は微増益予想だが増額余地がありそうだ。
株価は1月31日の上場来高値2109円まで上伸し、その後は上げ一服となって1900円~2000円近辺でモミ合う展開だが、日柄調整完了感を強め、本日13日は急伸している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年11月期第1四半期(12月~2月)の連結業績は、売上高が前年同期比2.4%減の217億77百万円、営業利益が同23.0%増の7億77百万円、経常利益が同4.7倍の12億72百万円、純利益が同5.4倍の8億57百万円だった。
売上高は、乳原料・チーズの価格が安い時期に契約した商品の販売が行われた影響で減収だが、販売数量は6.6%増加した。営業利益は販売数量増加と売上原価の低い商品の販売で大幅増益だった。経常利益と純利益は円安進行に伴う為替ヘッジ取引による為替差益も寄与した。
17年11月期通期の連結業績予想は、売上高が16年11月期比1.2%減の876億60百万円、営業利益は非開示、経常利益が同0.4%増の14億40百万円、純利益が同3.6%増の9億80百万円としている。通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高24.8%、経常利益88.3%、純利益87.4%と高水準である。為替差損益が影響するが、通期利益予想に増額余地がありそうだ。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・短期でも中長期でも馴染み銘柄を持てば強い=犬丸正寛の相場格言(2017/04/01)
・【新規上場(IPO)銘柄】ティーケーピーは貸会議室サービスを中心に展開、18年2月期も高い成長が続く見通し(2017/04/04)
・【編集長の視点】富士ソフトSBは期末の配当権利取りと割安修正買いが相乗して反発(2017/03/27)
・【材料でみる株価】パーカーコーポレーションは17年3月期期末配当予想を2回目の増額修正(2017/03/14)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク