【注目銘柄】ファーストロジックは17年7月期第2四半期累計が大幅増収増益、通期予想は増額の可能性

2017年3月15日 10:28

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ファーストロジック<6037>(東1)に注目したい。物件掲載数首位の投資用不動産サイト「楽待」を運営している。3月14日発表した17年7月期第2四半期累計の非連結業績は大幅増収増益だった。通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は好業績を評価して戻りを試す展開が期待される。

 17年7月期第2四半期累計(8~1月)の非連結業績は、売上高が前年同期比51.6%増の8億57百万円、営業利益が同85.9%増の4億37百万円、経常利益が同90.3%増の4億38百万円、純利益が同85.1%増の2億72百万円だった。

 不動産投資家への有益なコンテンツの提供の充実、不動産会社への営業強化などの施策により、主力の「楽待」ウェブサイト会員数が同33.8%増の84千人、物件掲載数が同49.0%増の62千件と大幅に増加した。また投資用不動産の管理・運営をサポートする一括見積サービスにおいて多数の成約事例を掲載し、大幅増収増益だった。

 通期予想は据え置いて、売上高が16年7月期比25.3%増の16億円、営業利益が同1.0%増の5億90百万円、経常利益が同4.5%増の5億90百万円、純利益が同3.5%増の3億85百万円としている。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が53.6%、営業利益が74.1%、経常利益が74.2%、純利益が70.6%と高水準である。通期予想は増額の可能性が高いだろう。

 株価は戻り歩調だ。3月6日には戻り高値となる2600円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形となった。好業績を評価して戻りを試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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