マツダ、先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を17年度中に標準装備化へ

2017年3月13日 17:31

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「MAZDA PROACTIVE SAFETY」の考え方に基づく、安全・安心なクルマづくりのステップ(マツダの発表資料より)

「MAZDA PROACTIVE SAFETY」の考え方に基づく、安全・安心なクルマづくりのステップ(マツダの発表資料より) [写真拡大]

 マツダは13日、日本国内で販売するほぼすべての新世代商品を対象に、先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」の標準装備化を2017年度中に行うと発表した。

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 マツダの新世代商品は、「SKYACTIV技術」とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を採用した車両として、2011年11月に広島の本社工場で「CX-5」の生産開始から導入。その後国内では、3代目「アテンザ」、3代目「アクセラ」、4代目「デミオ」、「CX-3」、4代目「ロードスター」、2代目「CX-9」に展開されてきた。「i-ACTIVSENSE」は2012年に導入。今回標準装備の対象となるのは、2012年以降に日本国内で発売されたマツダ車の現行モデルのうち、「デミオ」、「アクセラ」、「アテンザ」、「CX-3」、「CX-5」となる。

 標準化する装備は、日常で起こり得る事故の未然防止と被害軽減を目的とした「衝突被害軽減ブレーキ」、オートマチック車のペダル踏み間違いによる事故を低減する「AT誤発進抑制制御」、車線変更時に斜め後方に存在する車両を知らせる「BSM(ブラインド・スポット・モニタリング)」、駐車場などでの後退時に横から近づく車両を検知し接触の危険を知らせる「RCTA(リア・クロス・トラフィック・アラート)」の各機能。

 また、マツダは今回標準化する装備以外にも、夜間や長距離走行など、様々な使用形態に合わせた装備をすでに実用化しており、夜間の運転視界を確保するために配光を自動で最適状態に制御するヘッドライトや、中高速走行時にも作動可能な衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報システムといった先進安全技術を、ほぼすべての新世代商品でグレード別選択、またはメーカーオプションで選択できるようにしている。

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