アンチエイジング商品、高齢化で大幅に伸長-富士経済

2017年2月25日 12:03

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 総合マーケティングビジネスの富士経済が「機能性化粧品」の市場をまとめたところ、抗老化美白やアンチエイジング機能商品の実績が大幅に拡大していることが分かった。

 同市場は、化粧品が免税対象となった14年10月以降スキンケアを中心に美容ブランドの特定商品が“爆買い”の対象となったことや、高齢化社会の進行を背景に拡大してきた。

 アンチエイジング市場規模は、様々なケアを訴求した新ブランド・新商品投入が積極的に行われ、拡大を続けている。2015年は6,428億円で、16年には6,666億円が見込まれ、17年は6,838億円と予測される。

 同社では「積極的な商品投入や商品リニューアルに加え、更年期の女性に向けた新ブランド投入が相次いでおり、さらに肌が自ら修復・再生する機能“オートファジー”をコンセプトとした商品投入が注目されるなど、引き続きアンチエイジング市場は活況を呈する」と見込んでいる。

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