エンジニアド ガーメンツ、2017年秋冬コレクション発表

2017年2月11日 21:23

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記事提供元:ファッションプレス

 エンジニアド ガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)の2017年秋冬コレクションが発表された。

 シーズンアイコンの一つとなる、ウールリッチ(WOOLRICH)の別注ジャカード。手にしたとき程よい厚みがあり、ブランケットのような温もりがある。この上質な素材に、ウサギやキリン、ハリネズミを描いたアニマル模様、クラシックなアーガイル柄、ヘリンボーンを交えた大振りなチェック、そして星条旗のモチーフと4種類のパターンをのせた。そして普段洋服を支えている裏地も今季は主役を担っている。

 アウターラインの新モデルは2型。ライナージャケットとリバーシブルで使えるロングジャケットだ。ロングジャケットは裏返して纏うと、光沢あるテキスタイルがアームラインから顔を出す。今シーズンはグレーのワントーンでまとめたスタイルが多いため、このツヤ感が程よい刺激となっている。

 一見シンプルなウェアも、機能的なディテールを保持しているのが特徴。ダッフルコートはトグルとロゴ入りスナップボタンを、アビエイタージャケットはジップとスナップボタンを共存させ、より保温性に優れる状態に。バックスタイルに大きなポケットを添えたモッズコートは、裾から背中の中心部までジップを繋げ、フォルムが変化する面白みを投じた。

 エンジニアド ガーメンツの基盤となるワーク、アメリカン・トラディショナルを意識したコーディネートは男性的でクラシック。そこにフーディ、ガウン風コートを差し込むことで途端にモダンな印象となる。ダークトーンの中に浮かび上がる、フランネルシャツの赤色や鳥や花を描いたジャカードのイエローはスパイスとなり、男性的なスタイルに心地よいリズムをもたらしている。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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