主力大型株けん引後は材料株へのシフトも意識/東京株オープニングコメント

2017年2月10日 08:24

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記事提供元:フィスコ


*08:24JST 主力大型株けん引後は材料株へのシフトも意識
 10日の日本株市場は買い先行の展開となろう。9日の米国市場では、トランプ大統領が航空業界幹部との朝食会で規制緩和やインフラ投資を提案したほか、減税策に関する具体的な発表時期について言及したことで政策への期待感が強まった。NYダウ、ナスダック、S&P500指数はいずれも最高値を更新するなか、シカゴ日経225先物清算値は大阪比245円高の19155円となり、これにサヤ寄せする格好から、幅広い銘柄に買いが先行することになりそうだ。また、円相場は1ドル113円台に乗せていることも安心感につながる。

 もっとも、日米首脳会談の行方を見極めたいとするムードも強く、また、決算発表がピークとなることもあり、買い一巡後は先物市場の動向に振らされやすく、次第にこう着感が強まる可能性がある。インデックス主導で主力大型株がけん引した後は、中小型の材料株へのシフトも意識しておく必要がありそうだ。

 日経平均は調整が続く中でシグナルも悪化していたが、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、5日線、25日線、13週線のほか、一目均衡表の雲上限や転換線、基準線といった現在の抵抗を一気に突破してくる可能性がある。突破後に支持線として意識されてくるようだと、センチメントは大きく改善することになりそうだ。ただ、遅行スパンの上方シグナルへのハードルは高く、強弱感も対立しやすいところである。《AK》

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