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【注目銘柄】昭和電線ホールディングスは17年3月期第3四半期累計黒字化で通期増額修正、収益大幅改善
昭和電線ホールディングス<5805>(東1)に注目したい。2月2日発表した17年3月期第3四半期累計の連結業績は黒字化した。そして通期予想を増額修正した。収益が大幅改善する。株価は16年12月の昨年来高値から一旦反落したが、増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結業績は、売上高が前年同期比13.1%減の1110億28百万円だったが、営業利益が21億49百万円(前年同期は1億36百万円の赤字)、経常利益が10億20百万円(同15億09百万円の赤字)、純利益が7億69百万円(同20億01百万円の赤字)で黒字化した。
電線全体の需要は建設・電販中心に低調だったが、自動車向けが堅調に推移し、固定費削減効果などで黒字化した。
通期の連結業績予想は2月2日に増額修正した。売上高は30億円増額して前期比9.9%減の1530億円、営業利益は8億円増額して同3.5倍の33億円、経常利益は5億円増額して同15億円(前期は14億61百万円の赤字)、純利益は2億円増額して8億円(同91億51百万円の赤字)とした。中期経営計画で掲げている諸施策を推進して収益が大幅改善する。
株価は16年12月の昨年来高値96円から一旦反落したが、85円近辺で調整が一巡して切り返しの動きを強めている。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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